店頭で買い物をする時や、飲食店でご飯を食べる時などお財布を取り出してお金を支払いますよね。
財布は身につけて外に持ち出すものなので、意外と他人に見られています。
自分が持っている財布がボロボロで汚かったり破れていたり色落ちしたりしていると、周囲から見たらみすぼらしい姿に見えるでしょう。
長年、愛着があって使用していてもあまりキレイな状態でなければ思い切って買い替えた方が良いかもしれません。
財布を買ってから何年位使えるのか寿命が気になったり、買い替えのタイミングなどが気になる方は多いのではないでしょうか。
今回は、財布は買ってからの寿命と買い替えのタイミングについて、長年使う秘訣などについてご紹介していきます。
普段利用している財布はどのような革が使われているかご存知ですか??
革製品に利用される素材は様々で革ごとに特徴があるため財布選びの目安になります。
素材 | 特徴 | |
---|---|---|
牛革 カウレザー |
本革 | 皮革製品で一番利用されているのが牛皮です。牛の成育具合に応じてさまざまな種類があり、靴やバッグ、ベルトなどに用いられます。 |
馬革 ホースレザー |
本革 | 馬皮は牛皮に比べると厚み、強度は高くありません。その代わり柔軟性に優れており、ジャケット等の衣類や、ソファ等の家具によく用いられます。その中でもお尻部分から取れる皮(コードバン)は、繊維が非常にキメ細やかで硬く、強靭な革です。生産量が限られているため、非常に高価です。 |
豚革 ピッグスキン |
本革 | 豚皮は小さな毛穴が無数に空いているため、通気性に優れています。軽くて薄く、摩擦に強いなどの特徴があります。バッグの内装や靴の中敷きなどに用いられています。 |
やぎ革 ゴートスキン |
本革 | 表面のシボが特徴的で、薄いが強度のある、柔らかい皮が特徴です。仔山羊の皮はキッドスキンとも呼ばれ、ゴートスキンより更に薄く軽く、高級靴や手袋、衣類などに用いられます。 |
ひつじ革 シープスキン |
本革 | 薄くて柔らかく、キメが細かいですが、繊維が粗いため強度はありません。ニュージーランドなどのメリノ種の羊の毛皮はムートンとも呼ばれ、コートなどの衣料品に使われています。 |
合成皮革 | 合皮 | 天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したもの。水をはじき汚れにくく、染色が容易なため、衣類や靴に使用されます。肌触り、通気性、長期間使用した時の馴染み感は本革には劣るものがあります。 |
人工皮革 | 合皮 | マイクロファイバーの布地に合成樹脂を含浸させたものをそのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布したもの。水をはじき汚れにくく、染色が容易なため、衣類や靴に使用されます。肌触り、通気性、長期間使用した時の馴染み感は本革には劣るものがあります。 |
本皮は基本的に洗濯ができません。水濡れや汚れ、カビなどに注意が必要です。
- 乾いた布やブラシで埃をふきとる。
- 全体にムラ無くスプレーをする。
- 乾いた布で乾拭きをする。
素材によって使用すると温度が高くなり油分が染み出てきたのち光沢が出る素材もあります。
変化を楽しむことができるのも皮素材ならではですね。
合成皮革は本革と比べると手入れが簡単です。
水に強いので、雨になどで濡れた場合は乾いたタオルで水分を拭き取ってください。
汚れた場合は、水を含んだタオルで汚れを拭き取ります。その後、日陰で干して乾燥させましょう。
直射日光を当てると、ひび割れ、表面がハゲるなど劣化が進んでしまうため注意が必要です。
財布は一度買えば永久的に使える商品というわけではありません。
素材にもよりますが、ある程度の寿命の目安があります。
手入れをすることで財布の寿命を伸ばすことも可能ですが、なかなか定期的なメンテナンスまで気を回すことは難しいのではないでしょうか。
一般的に、財布の寿命と判断するタイミングは最低「3年間」だと言われています。
本革素材のものであれば、使い込んでいくと色に味が出て馴染んでいきますから使いやすくなっていくので寿命は「10年間」は持つと言われています。
丈夫な財布であれば、間違いなく「年単位」の寿命はありますので後は、自分でこまめに手入れをしたり、大切に扱うことで耐久性を伸ばすことができるでしょう。
財布が古くなってきたなと感じる方は次のような目安で寿命の判断が可能です。
長年、財布を使用し続けていると「財布のひび割れ」が起こることがあります。
特に注意が必要なものは、「本皮製品」です。
動物の革が使用されていて、人間と同じように保湿しなければ、本皮の財布はひび割れたり、カサカサになって使い辛くなります。
先程、本皮の財布は寿命がとても長いとお伝えしましたが、保湿用クリームとかでメンテナンスしてあげても修復できなくなったら、そろそろ買い替えの時期と考えて良いでしょう。
財布の寿命が来たと判断するものとして、「金具の破損」があります。
ファスナー付きの財布ですと、破損してホックが閉まらなくなったりします。
ホックが閉まらない財布を使用し続けていると、中に入れている現金やカード類が外出して歩いている時に飛び出て、財布の機能が果たせない恐れもあるので注意が必要です。
型崩れした財布にカード類を入れていると破損しやすくなり、安全なものと言えなくなります。
財布の変形の目安の一つになります。
型崩れしたり、ヨレていたりすると見栄え的にも良くないので他人から見たらみすぼらしく見えるでしょう。
二つ折りの財布は、特に変形して型崩れしやすいので注意が必要です。
財布の寿命と判断するものとして、「財布の色落ち」があります。
本革のものは、色落ちしても色が変わっていくものなのでおかしくない場合があります。
本革の財布の色が変わってきたら、色に深みが出てきたと捉えてあげて良いでしょう。
ですが、合皮革は本革と違い寿命が短く色落ちや革が剥げてしまいやすいので、そのような状態になったら早めに買い替えした方が安心です。
革製品以外の財布の色落ちは、色に深みが出ることはほぼなくて、だんだん薄くなったり汚れたりして見栄えが悪くなるので、その時点で別の財布を新調した方が良いでしょう。
財布には、色々な素材があり寿命に違いがあることをお伝えしてきました。
メンテナンス次第では、お手持ちの財布の寿命を伸ばせることも短くなることもあります。
本革の財布は、寿命が長いのが特徴的ですが共通の弱点があります。
それは、「水分に弱い」ということです。
本革が水に濡れてしまうと、水ぶくれやシミが出て変形の原因になる恐れもあるので、防水スプレーを吹きかけたりして水分を含ませないようにしましょう。
基本的に、革財布は人間のお肌と同じで湿度を気にしてあげたりマメなお手入れをしてあげないと、寿命が短くなってしまいます。
本革であれば革専用の保湿クリームでケアをしてあげて、油分を注入してあげることで耐久性がよくなります。
ただし、合皮革の素材は油分が浸透する素材ではないので、クリームを塗る必要はありません。
財布は、外に持ち出して使用するものですから、長く使用し続けているとだんだん表面が汚れてきます。
汚れたまま放置していると、汚れがこびりついたまま取れなくなってしまったりシミ・色落ちなどの原因になってしまいます。
本革は乾拭き、合皮は水拭きをしてキレイな状態を保つようにしましょう。
財布をお尻のポケットに入れたまま、持ち歩いてしまうと歩く度にポケットの生地と擦れるので、財布が痛みやすくなります。
また、ポケットに財布を入れたまま座ってしまうと型崩れする原因になるので、財布を長持ちさせて寿命を短くしたくない場合はお尻のポケットには入れないようにしましょう。
長持ちさせる為には、鞄の中に入れたりして乱雑に扱わないようにすることが大切です。
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製造元:インド製
素材:水シボ型押し牛皮
10日間返品・返金保障

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