日本の慣習で結婚式に出席する男性ゲストは、白色で無地のネクタイが当たり前とされています。昨今では、個人のライフスタイルや価値観が多様化しています。
白色で無地のネクタイを締めているのは、年配者の人が中心で最近の若い男性はいつまでもそのような慣習にとらわれず、カジュアルなファッションをする人が増えています。
結婚式の場に、白色以外のカラーのネクタイを着用して参列する若者も多くなってまいりました。
親族の場合はどうなのかや、ネクタイのアクセントとしてネクタイピンは用いた方が良いのか気になる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、結婚式で親族がするネクタイは白色が無難なのか、OKな素材・柄のことと、ネクタイピンは必要なのかなどについて紹介していきます。
1.結婚式で親族がするネクタイは白が無難?
結婚式に出席する男性ゲストのネクタイは「白色」が無難であり、基本的なカラーだとされています。
今でもそれは変わっていません。年配者の方ほど、結婚式につけていくネクタイは基本的に正しいものを選ぶことが多いでしょう。
最近では、結婚式という場所の選択肢が増えてレストランであったり、リゾート地域などでも行われています。結婚式につけていく服装の概念が変わり、カジュアルな感じでも大丈夫なところも増えてきているのです。
ですので、挨拶結婚式の参列者が白色ネクタイを着用しているのではなく、若者の中にはパステルカラーのものをつけていたりします。
あまり派手な色を使ったり、奇抜すぎるネクタイはNGなのでパステルカラーのネクタイをつける人は、注意が必要です。
特に、親族の結婚式の場合、こちらは招待側になるので他の出席者の方達の失礼にならないように、ネクタイは白色が無難です。無難な色であって、絶対に白色しかダメというわけではありません。
2.結婚式で親族がするネクタイは白色以外でも大丈夫!
結婚式で親族がするネクタイは白以外でも大丈夫です。
ただし、他の色だったらどれでも良いというわけではありません。親族の場合は服装のマナーに気を遣うことが大切です。身内や周りの方達に不快感を与えない色を使わないといけません。
ですので、白色以外ですとシルバー・ゴールドなどのネクタイが良いでしょう。あまりおすすめはしませんが、親族が若い男性で結婚式の場所がカジュアルな雰囲気でも大丈夫そうなら、淡いピンク色や淡い青色などのパステルカラーのネクタイもありです。 色が派手すぎたり、主張が強すぎないものを注意して選ぶ必要があります。
3.結婚式で親族がするネクタイのOKな素材について
結婚式で親族がするネクタイとして、色別に素材にも気を配ると特別感を出せたり、オシャレな雰囲気を演出できます。
例えば、光沢感があるシルク素材のものは、上品さや華やかさをだすことができるのでおすすめです。
ネクタイは、シルク素材他にも色々な素材があります。ニット地、麻、コットンなどの素材でも、結婚式で親族がするネクタイとしてOKだと言われていますが、同意TPOに相応しいとは限りませんので、状況に応じてつけることが大切です。
4.結婚式で親族がするネクタイのOKな柄について
ネクタイ1つにしても、色だけではなく結び方や素材など色々な工夫ができることをご理解いただけたのではないでしょうか。
柄などデザインにも気を配ることも重要です。例えば、結婚式で親族がするネクタイの柄ですとドット柄、ストライプ柄が無難で着用していてもおかしくはありません。
ストライプ柄は、ビジネスイメージが強い柄とも言えるので、選ぶ際は同時に同じ色で光沢感がある素材のネクタイを選ぶとビジネス色が緩和されます。
5.結婚式で親族がするネクタイにネクタイピンは必要?
ネクタイについて、結婚式で親族がする時のマナーや注意点をお伝えしてきましたが、ネクタイピンも気になる人はいるのではないでしょうか。ネクタイピンは、本来、ネクタイを固定させる役割、ネクタイを引き付けるアクセントになる装飾品として使われています。
結婚式で、親族だから必ずネクタイピンをつけなければダメということはありません。
6.まとめ
結婚式では、新郎新婦やゲストの方達に対して失礼にならない服装をすることが大切です。具体的には、親族ですが結婚式では白色ネクタイを着用するのが難なく、最近の若い人は白色以外のカラーをつける人も増えてきています。