社会人になったら、毎日、通勤して会社へ行っている人が多い中、
会社以外の場所でIT機器・ツールを巧みに操作してテレワークをしている人もいます。
一見すると、ノマドワーカー的な働き方は、
自分で好きな場所と時間を選択しながら仕事ができて魅力的だと思われがちですが、
実際にずっと継続できる人は多くないです。
モチベーションを保ったり、上げるのがとても難しいからというのも理由の一つです。
長時間の通勤を気にせず、外出先や自宅で働けるのは羨ましいと思う人もいますが、
孤独に強い人ではないと務まりません。
今回は、テレワークでモチベーションを上げる方法や、
原因と効果抜群のモチベ対策などについて紹介していきます。
目次
テレワークでモチベーションを維持は難しい!
会社では、バリバリ働いて成果を上げている人でも、
テレワークの働き方になるとモチベーションの維持ができなかったり、
体調不良になって生産性が低下する人もいます。
テレワークは、正しく機能できると生産性向上に繋がるワークスタイルです。
在宅勤務の人は、自宅で家族以外の人と直接会話する機会が少ないので、
今まで会社に出社して仕事をしていた方はコミュニケーション不足を感じてしまう恐れがあります。
独身で一人暮らしをしている人は、家の中に誰も話し相手が居ないので、
もっとコミュニケーション不足を感じたり孤独なことが多いでしょう。
そして、職場で働いている時のような緊張感をもちにくいので、
テレワークへのやる気が出なくなったりモチベーションが低下する恐れもあります。
人によっては、だんだん仕事をするのがおっくうになったり嫌になったりして、
サボりながらダラダラと作業をする人もいます。
テレワークは、自己管理能力や危機管理能力なども求められるため、自分を律してコツコツと継続できる人でなければモチベーションを維持するのは難しいです。
テレワークでモチベーションが低下する原因
テレワークでモチベーションが低下する原因は、以下のようなことがあります。
■職場の人達の視線を気にしなくて良いので緊張感が薄れる
■仕事とプライベートのオンオフの切り替えが困難
■周りに会話をする人が居ないのでコミュニケーション不足になる
■何をやっているのか上司が詳しく把握しておらず、正当な評価をしてもらえない
会社以外の場所で、自由にテレワークができると言っても遊びではなく仕事です。
テレワークをしている人は、ホワイトカラーの職業に多いですから
営業職であれば、当然、毎月の仕事の目標達成に向けて取り組まなければいけません。
カフェや喫茶店、自宅でパソコンを使用して、
マイペースに仕事をしていても月の目標をクリアするためにある一定水準の成果を
上げることを必要に迫られる人もいます。
なので、テレワークをのんびりゆっくりと、行える環境にいる社会人は少ないのではないでしょうか。
確かにずっと、マイペースに仕事をし続けることができたら最高ですよね。
モチベーションが低下した時は、作業の手を止めて自分の好きなことをして気分転換したり、
仕事を放置してやる気が回復したら取り掛かるようにしたりもできるでしょう。
しかし、テレワークを継続して行えないと職場で戦力にはなりにくいです。
やる気が低下した人がある程度、マイペースにテレワークできる環境にいても、
ずっとコツコツと続けていく力が無かったら会社のお荷物状態です。
それだけ、テレワークを長期間頑張り続けるのは難しいことなのです。
テレワークでモチベーションを上げるために効果抜群のモチベ対策とは?
なかなか、テレワークでモチベーションを保ち続けるのは難しいですが、
長期間継続していくためには自分自身の心をコントロールできるようになっておくことが大切です。
やる気を上げるために、色々なことにチャレンジした行動が最初は三日坊主で終わっても良いのです。
ただし、モチベーションが低下したらそのままネガティブモードになったり、
仕事を投げやりな気持ちで行わないようにしましょう。
大切なことは、常に向上心を持って真摯に仕事に取り組み、
前向きな気持ちで行動し続けることです。
後ろ向きな気持ちですと、モチベーションを上げるための色々な行動も良い結果に繋がりません。
テレワークで、モチベーションを上げるために効果抜群のモチベ対策をお伝えしますので、
ぜひ、やればできるんだという気持ちをもってトライしてみてください。
起床時にすぐに着替える
会社に出社することが少ないので、仕事と私生活のメリハリが無くなり
モチベーションが低下してしまうことがあります。
寝間着や毎日同じ部屋着などを、着用したままテレワークをすると仕事モードに入り辛くなりがちなので、起床時にすぐに着替えたり、
作業用のユニフォームを自分で決めて着るようにして気分を切り替えることが大切です。
テレワークのオンオフにおすすめアイテムです。
適度に休憩時間をつくる
1人で黙々とテレワークできる環境をつくれるのも、
テレワークの利点ですがあまり集中しすぎると、
いつの間にか長時間労働をしていて、疲れやストレスが溜まってしまう恐れがあります。
長時間労働を繰り返していると、次第にモチベーションが低下していく恐れがあるので、
適度に休憩時間をつくることが大事です。
会話ツールの導入
会社の人達と全く会話しない環境にずっと居ると、
孤独感が増してやる気が失せてしまいがちです。
チャット形式で話せる会話ツールを導入すると、
気が紛れたり孤独感が薄れるので効果的です。
一日の目標や中・長期の作業計画を立てる
自分が一日の中で、やるべきことを紙に書き出したり、
何か目標や中・長期の作業計画を立てるなど視覚化することで、
ゴールまでの道筋を把握しやすくなります。
その結果、計画的に物事を進めやすくなり、達成に向けてやる気がアップすることもあります。
取り組んでいる仕事に興味・関心を持つ
会社から指示された仕事を、ただやるだけですと、
だんだんとつまらなく思えてきて、やる気が低下してしまうこともあります。
仕事ですから、面白みを感じないのは普通ですが、
取り組んでいる仕事に興味・関心を持つように心掛けていると成果に繋がりやすく、
やりがいを感じるようになりモチベがアップするのに効果的です。
自分が興味・関心を持ちやすい作業を理解する
色々と自分が関わる仕事の経験値を貯めていけば、
この業務は自分は向いているいないや、面白いつまらないというのが判別しやすくなります。
自分が興味・関心を持ちやすい作業を理解すれば、
面白さを見出したり好きになってモチベーションが上がりやすくなります。
テレワークでモチベーションに影響されない仕組みを構築することも大切
どんな仕事に就いていても、なかなか自分の気持をコントロールしながら、
モチベーションを維持していくのは難しいものです。
特に、孤独との闘いが主なテレワークは、なおさらモチベをずっと保ち続けることは難しいでしょう。
モチベーションを高い状態のまま保つのが上手い人でも、
たまにやる気が低下してしまうこともあります。
感情がないロボットなら仕事のリズムは崩れませんが、
人間ですから感情の波があって当然ですよね。
できれば、モチベーションに影響されない仕組みを構築することも大切です。
例えば、他のテレワークをしている職場の人達と定期的にミーティングを開いて、
周りの人間を巻き込んで自分を甘えさせないようにしたり、
仕事のゴールまでのタスクを明確にしたりなどです。
テレワークでモチベーションのまとめ
テレワークは、孤独との闘いになりがちなのでモチベーション維持が難しいです。
自己管理能力や危機管理能力なども求められますし、
仕事を継続し続けるためには、自分の気持ちを上手くコントロールしなければいけません。
一朝一夕では難しいかもしれませんが、自分に合ったモチベ対策を実践しながら、
コツコツとテレワークを続けていきましょう。