ズボンが身体からズレ落ちないようにする役割があるサスペンダーは、簡単に肩で固定できるので昔から根強い人気があるファッションアイテムです。
肩に洋服の重さがかかるので、長時間着用していたら肩こりして健康に悪いんじゃないかと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
なで肩の人は、サスペンダーをつけると動いているうちに、肩のバンドがどんどんズレてきて最悪の場合は外れてしまう人もいます。
ズレ落ちが解消できても、そのような不安があると落ち着きませんよね。
今回は、サスペンダーを付けると肩こりしやすいのかや、原因と対処法やなで肩対策などについて紹介していきます。
目次
サスペンダーを付けると肩こりしやすい?
サスペンダーを装着する時は、肩に負荷がかかります。
ズボンやスカートを、留め具を使って上方向に吊るしながら肩にベルトをかけるので、ダイレクトに衣類の重さが肩に乗ります。
それでも、衣類の重量は普通は何kgもあるものではないです。
洋服の重さのせいで、肩にかなりの負担がかかって肩こりをしてしまうというのは考えづらいです。
サスペンダーは、身体に対して縦に固定するものなので、長時間留めていると肩にかなりの負担がかかることになるのは間違いないでしょう。
ですので、サスペンダーを着用していない人と、装着している人とで考えると当然、サスペンダーをつけている人のほうが肩こりはしやすくなりがちです。
ズボンやスカートなど衣類は、横軸で留めるタイプですしベルトも同じですよね。
ファッションアイテムの中で、身体に対して縦軸で留めるものはサスペンダーが代表的なものでしょう。
ズボンやスカートは、よく履く人はいますがサスペンダーを日常的に装着している人は少ないので、つけ慣れていないというのも肩こりが起きてしまう要因になっているかもしれません。
サスペンダーを付けると肩こりしやすい原因
サスペンダーを付けて、肩こりをしてしまった人の多くは、以下のような原因があったと口コミが出ています。
サスペンダーをきつく留めてしまって、肩にかなりの負担がかかって肩が凝ってしまったという人がいました。
動いていると、身体のひねりや振動が起きるので緩く留めていると、肩からズレ落ちてしまう恐れもありますよね。
できるだけ、ズレ落ちるのを防止するために、あえてサスペンダーをきつめに留めている人もいるでしょう。
もし、緩すぎて何度も肩からズレ落ちていると、イライラしてストレスが溜まったり、他の物事に集中しにくくなる恐れがあります。
ちょうど良い留め具合にすると良いのでしょうが、慣れないうちは難しいですよね。
サスペンダーを付けると肩こりしやすい原因として、他には身体をひねった際にサスペンダーが引き延ばされるので、張力が影響して肩の筋繊維を圧迫し肩こりを引き起こしてしまう恐れもあります。
上記のように、サスペンダーを装着して肩こりをしてしまう原因は、衣類の重さはあまり関係せず、サスペンダーをきつめに留めたり、張力が影響を及ぼしていることが多いと言われています。
なで肩の人はサスペンダーを付けると身体がこわばりがち
肩に負荷がかかるサスペンダーは、なで肩の人ほど長時間装着していると、身体がこわばりがちになってしまう恐れがあります。
なぜなら、なで肩の人は肩でサスペンダーを固定させていても、動いているとどんどんズレ落ちてきやすくなるからです。
ズレてくることで、不快感を感じたり肩部分に気持ちが集中しすぎて、気付いたら身体がこわばってしまうという人もいます。
なで肩の人は、生まれ持った体型だったり、筋肉の筋力低下や硬直が関係しています。
なで肩を治すというのは簡単にできることではありません。
とは言え全く改善できないわけではなく、肩の筋肉を鍛えることである程度なで肩を治すこともできます。
肩の筋肉を鍛えるのは、長い時間も要しますし年配の人は筋力トレーニングをするのも一苦労です。
なかなか根気がいるので、万人受けするなで肩の改善策ではないでしょう。
筋力トレーニングをしている時に、怪我をしてしまうリスクもありますし血圧が上昇して体調不良を引き起こしたり病気を患ったりする恐れもあります。
実は、そのようなキツいことをしなくてもサスペンダーを使ってなで肩を改善する方法があるので、筋力トレーニングが無理な人は参考にしてみてください。
サスペンダーを付けても肩こりしにくい対処法やなで肩対策を紹介
完全に肩こりが治ったり、なで肩を改善できるというわけではなく、効果が出る出ないは人それぞれ違いますから参考程度に実践してみてください。
別の原因が肩こりに関係している可能性もあるので、サスペンダーが肩こり全部に影響を及ぼしていると決めつけるのもあまり良くありません。
あくまで、肩こりやなで肩を改善するにあたり数ある方法の1つとして把握しておきましょう。
サスペンダーを付けても肩こりしにくい対処法や、なで肩対策をお伝えします。
サイド吊り型を付ける
サスペンダーの種類を選ぶことで、なで肩対策できる可能性があります。
サイド吊り型であれば、左右の両側の2箇所で留めるので衣類の重みが肩に集中せずに、サスペンダー全体に分散します。
サイド吊り型は、肩からサスペンダーがズレ落ちにくい形状をしているので肩がこりやすい人やなで肩の人におすすめです。
また、2箇所での固定ですから、着脱も簡単にできやすいです。
パンツが上下に動く余裕を持たせて付ける
肩こりの原因として、サスペンダーを肩にキツく留めてしまうことが関係しているとお伝えしましたが、パンツが上下に動く余裕を持たせてつけることで、そこまで締め付けがキツくなりにくいです。
慣れないうちは、サスペンダーの留め具合の調整をどの位に合わせれば良いのか難しいですから、緩すぎたりキツすぎたりしてしまうのは仕方のないことです。
何度も着用していくうちに、要領やコツが掴めてくる場合があります。
幅が広めのサスペンダーを付ける
幅が広めのサスペンダーを付けるのも、肩こりに効果的です。
サスペンダーのバンド部分の幅が狭いと、肩にバンドが喰い込んで痛みもでる恐れがあります。
例えば、指で肩を押すのと手のひら全体で肩を押すのとでは、手のひらの方が肩に当たる面積が大きいのであまり痛みも感じにくいですよね。
サスペンダーの場合も同じような感じです。
股上が深めのパンツを履く
股上が浅めのパンツよりも、深めのものを履いた方が肩に負担がかかりにくいです。
サスペンダーの種類や留め具のタイプを気にすることも大切ですが、着用するズボンも拘ると良いかもしれません。
背中のところの長さ調整できるサスペンダーを付ける
なで肩で困っている人は、Y型のサスペンダーがおすすめです。
Y型の中でも、背中のところの長さ調整できるサスペンダーがあるので、それを選びましょう。
Yの時の2又に、分かれる箇所が肩に近くなればなるほど外れにくくなります。
サスペンダーを付けると肩こりのまとめ
サスペンダーを付けると、肩こりをしてしまう原因として衣類の重さを思いつく人は多いですが、直接、関係しているケースは少ないです。
サスペンダーを、きつく留めすぎてしまったり、身体をひねる動きが続くとサスペンダーのバンドの張力が影響を及ぼして肩こりを引き起こしてしまいがちです。
肩こりやなで肩を改善する方法は、いくつかあるので参考にしてみてください。
ブログ作成者
石澤大
「商品の本当の良さは作り手の熱い思いと考え方。
それを引き、伝えるだけ。」
- 略歴 -
1979年福島県生。
同志社大学心理学専攻卒。
大阪デザイナー専門学校プロダクトデザイン科卒。
プロダクトデザイン事務所、
アパレルメーカーを経て「DESIGN=」設立。
人の心を何よりも大切にする
ブランド戦略のトータルプロデューサー。
楽天市場1位受賞商品30以上創出。