社会人として、会社で仕事の成果を出すことは重要ですが、同時にビジネスマナーも身につけていなければ社内、社外で関わるビジネスパーソンと良好な関係を築きにくいものです。
人によっては、ビジネスマナーを学んでいなくても一時的には、仕事に支障はないかもしれません。
女性も男性も長く働き続けるためには、ビジネスマナーを習得しておくことが大切です。
そのうえで、基本は報連相が大事になってきます。
今回は、ビジネスマナーの基本は報連相が大事なことや、5原則と基本が大切な理由などについて紹介していきます。
目次
ビジネスマナーの基本は報連相が大切!
ビジネスマナーには、色々な種類があり定義も難しいです。
ですから、働くビジネスパーソンは全てのビジネスマナーを習得するのは大変困難だと言えます。
困難だから、全てのビジネスマナーを学ぶ必要がないと言うと、それは違いますが勤め先の企業での環境や携わっている職種などによっても、今、必要なマナーは異なります。
まずは、ビジネスマナーの基本として「報連相」を学ぶことが大切です。
報連相=報告・連絡・相談です。
働いていると、時にはミスやトラブルが起こってしまうこともあるでしょう。
仕事上のミスやトラブルなどを、できるだけ防ぐためにも報告・連絡・相談をすることが大切なのです。
ビジネスマナーの基本は、報連相だと言うのは理解できても、ただ伝えたつもりになってしまうと全く意味がありませんので注意が必要です。
報連相をきちんとしていれば、ビジネスで失敗してしまっても社内のビジネスパーソンから、人間性は良いと認められる場合があります。
ビジネスマナーの基本が大切な理由
ビジネスマナーの基本は、多くの会社で報連相だとされていますが、企業によっては他のマナーを基本にしているケースもあるでしょう。
ですので、勤務先の会社によってビジネスマナーの基本に違いはあるものです。
なぜ基本を大切にしなければいけないのかと言うと、ビジネスの場で相手との信頼関係構築・顧客満足度を高めるため・会社のイメージを左右するなどの理由があるからです。
ビジネスマナーをおろそかにしていると、仕事に関わるビジネスパーソンを不快な気持ちにさせ、悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
ビジネスマナーの基本が大切な理由を、しっかりと頭に入れて相手に失礼にならないように配慮や思いやりの気持ちをもって接していくことで、不要なトラブルを避け、仕事を上手く回していけるようになりやすいです。
ビジネスマナーの基本を知らなくて恥をかく前に知るべき5原則
報連相以外にも、ビジネスマナーは色々な種類があり、基本も会社によって違いがあるものです。
ビジネスマナーを実践している会社は、基本的にどこでも従業員に対してビジネスマナーの5原則を意識させているのではないでしょうか。
社内、社外での良好な人間関係を構築し、絆を深めていくためにも理解して実践することが重要です。
ビジネスマナーの基本を知らなくて、恥を破る前に知るべき5原則をお伝えします。
挨拶
仕事の場において、「挨拶」は基本中の基本です。
マナーとしてだけではなく、子供の頃から他人と接する時は挨拶が大切だと教えられている人がほとんどではないでしょうか。
暗い挨拶をしてしまうと、接しにくい人だと相手から思われたり、何か不快なことをしてしまったのだろうかと不安になってしまうかもしれません。
挨拶の仕方で誤解されてしまわないように、ハキハキとした挨拶をすることが大切です。
言葉遣い
ビジネスマナーの基本として、「言葉遣い」が重要です。
報連相や挨拶をする際にも、言葉は必要になりますよね。
ですから、言葉づかいは色々なビジネスの基礎になるのです。
仕事に関わるビジネスパーソンに、安心・信頼を与え、良好なコミュニケーションを図っていくには、今まで培ってきた言語能力を過信して適切な気持ちで会話を成立させてはいけません。
社会人として相応しい、正しい言葉遣いを身につけることが大切です。
表情
基本的に、笑顔で一生懸命に仕事をしている人に、不快感を覚えたり嫌な印象を抱くビジネスパーソンは少ないでしょう。
ですから、ビジネスマナーの基本として「表情」を意識するのは大切です。
爽やかな笑顔で、挨拶や報連相ができるようになると、相手からもっと好印象をもってもらいやすくなるかもしれません。
ただし、仕事で失敗した時やシリアスな場面で、笑顔でいると反省していないとか、緊張感が無いと思われてしまいやすくなるので、TPOに応じた表情の使い分けを意識する必要があります。
身だしなみ
ビジネスでは、初対面のビジネスパーソンと関わる機会も多いビジネスです。
初対面の人ほど、相手の第一印象を重視しますから「身だしなみ」を気にすることが大切です。
髪の毛がボサボサだったり、シワやヨレだらけのスーツを着用していると、仕事で関わるビジネスパーソンから不快に思われたり、仕事ができそうな印象を受けたりしてしまうかもしれません。
人間ですから、見た目だけで相手の性格や仕事がバリバリできる人なのかは見分けが付きませんよね。
相手がどんな人間なのかは、ある程度、会話をしていないと把握できませんから、身だしなみが整っていなければ、マイナスな印象もたれやすくなってしまうのです。
態度
仕事で関わるビジネスパーソンの話を聞く際に、目線を合わせなかったり適当な相槌を打ったり、ふてくされた感じでいると、一気に相手からの信頼を失ってしまう恐れがあるでしょう。
仕事中の「態度」に気をつけることは、ビジネスマナーの基本の5原則のうちの1つで重要です。
周りから自分は、どのような感じに見られているのかを客観的に意識して、不適切な態度をとらないようにしていくことが大切です。
ビジネスマナーはSNSも基本になりつつある!
IT化が進み、テレワーク導入やIT製品を使い業務を行っている企業が増えてきました。
その影響もあり、ビジネスマナーはSNSも基本になりつつあるようです。
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSを利用して、企業や働くビジネスパーソンにアポイントを取ったり連絡してやり取りしたりするところも増えてきています。
SNSは、不特定多数の人が閲覧できるので、会社の悪口や仕事で関わるビジネスパーソンを批判してしまうと、大きなトラブルに発展する恐れがあるので注意が必要です。
ビジネスマナーで相手に配慮や思いやることも基本中の基本
ビジネスマナーで、相手への配慮や思いやることも基本中の基本です。
礼儀作法や正しい所作だけが、ビジネスマナーではありません。
仕事で関わるビジネスパーソンに対して、不快感や嫌悪感を抱かせず、円滑な信頼関係の構築や気持ちの良いコミュニケーションを図っていただくためにも気遣いは大切です。
また、ビジネスマナーを実践できているビジネスパーソンは、相手との良好な関係を整えていきたいという意思表示をしていることになるのです。
関連記事
- 記事1
- 記事2
まとめ
ビジネスマナーの基本ですが、会社によって違いがあるものですが、多くの箇所では報連相とされています。
ビジネスマナーをおろかにしている企業は、従業員の成長に影響したり、トラブルが起きるリスクが高くなってしまう恐れがあります。
また、仕事で関わるビジネスパーソンから嫌われたり、仕事ができない人だと認定されてしまうかもしれないので、ビジネスマナーを身につけるのは社会人として大切なことなのです。
ブログ作成者
石澤大
「商品の本当の良さは作り手の熱い思いと考え方。
それを引き、伝えるだけ。」
- 略歴 -
1979年福島県生。
同志社大学心理学専攻卒。
大阪デザイナー専門学校プロダクトデザイン科卒。
プロダクトデザイン事務所、
アパレルメーカーを経て「DESIGN=」設立。
人の心を何よりも大切にする
ブランド戦略のトータルプロデューサー。
楽天市場1位受賞商品30以上創出。