イタリアンレザーとは何?その特徴と人気の理由について一挙公開!
紳士の国の代表といえばイタリアですが、ファッションアイテムもオシャレで洗練されたものが多いです。
特に本革製品の流通は盛んで、日本も含めて海外のバイヤー達がこぞって買い付けにくるほどです。
その中でも、多くの人達に愛されているイタリアンレザー。
本物志向のオシャレを楽しみたい方にとっては、ぜひとも手にしたい革製品でしょう。
今回はイタリアンレザーとは?の定義や、その特徴と人気の理由などについてご紹介していきます。
イタリアンレザーとは、文字通りイタリアで製造販売されている革製品です。
世界でもトップクラスの品質を誇る、高級革製品として位置づけられているファッションアイテムです。
その品質を支えているのが、優秀な革職人達でその歴史は古く伝統工芸として現在まで技術や知識が受け継がれています。
また、イタリアにレザー製品を製造する企業がたくさんあり、「世界3大レザー」の一つでもあります。
ほかはアメリカのコードバン、イギリスのブライドルレザーなどが3大レザーとして有名です。
イタリアンレザーの定義としては、主にイタリア・トスカーナ州を中心に生産されています。
製造工程で、いくつもの認定基準をクリアしないと完成できないという厳格な決まりが存在します。
イタリアは、地中海に面している地域です。
インド以西のアフガニスタンを外した、西アジア及びアフリカ北東部の国々との海外貿易が昔から順調でした。
そのため、イタリアンレザーの元となる革がたくさん輸入されています。
そして、革を加工する技術を身に着けた職人を育て、製造会社も品質向上に努めイタリアンレザーで作られた製品を海外に輸出しているという歴史があります。
諸外国から、その品質の良さが好評になったおかげで、どんどん発展していったのです。
イタリアンレザーに使われている皮は、動物の皮ですがほとんど種類が決まっています。
そして、実際に商品になる前の製造工程では、優れた技術を持つ職人の手による作業が要です。
職人のスキルが低ければ、ここまでイタリアンレザーの需要は高くならなかったと言っても過言ではないでしょう。
その他にも、以下のような特徴があるので高品質を実現できているのです。
イタリアンレザーの多くは、「牛革」が使われています。
本革というと、ヘビ・羊・山羊・ワニなど色々な種類がありますが、牛革は比較的手に入りやすい素材なので費用対効果が優れているのですね。
つまり、イタリアンレザー製品はコストパフォーマンスが良く高品質を実現できるのです。
優れた技能を持つ職人の手によって、ベジタブルタンニンなめしという伝統的な技術で製造されているイタリアンレザー。
「バケッタ製法」という、植物性タンニンを時間を費やして浸透させる作業を職人が行っています。
紀元前8世紀頃に、ヨーロッパにバケッタ製法が普及していったという歴史があります。
イタリアンレザーの製造工程は、職人の手作業による工程が多いのも特徴です。
イタリアンレザーは、生産工程でたっぷりと「オイルを染み込ませている」ので手触りがよく耐久性も良いです。
使い込めば使い込むほどに、革に浸透したオイルが溶け出してツヤ感も増してきます。
本革製品は、合皮製品では実現できない経年変化も楽しめます。
世界中の多くの人々に愛されているイタリアンレザーですが、持つ人の品格やオシャレさをワンランクアップさせてくれるファッションアイテムです。
購入するユーザーも、その品質の良さや商品価値を理解しているからこそ長く人気を保っているのでしょう。
なによりイタリアは、ファッションブランドのメッカとして確固たる地位を築いています。
そして、本革の種類の中でも牛革は低価格で入手でき、耐久性も抜群に良いのでイタリアンレザー製品は長く愛用できるというのもメリットです。
世の中で販売されている製品の中には、コストを抑えるとその分、品質が低くなるものも多いです。
その逆もしかりで、高品質を追い求めると製造費用が膨れ上がって、結果的に高価な値段(価格)で販売しなければ利益が出ないという状況に陥る企業もあります。
ですから、イタリアンレザーがお手頃の金額で高品質を実現できているということは、とても凄いことなのです。
その他にもイタリアンレザーが人気の秘密は、以下のようなことが挙げられます。
オイルレザーですから、素材にたっぷりとオイルが浸透しています。
使い続けることによって、牛革に浸透しているオイルの効果で手触りがさらに良くなったりツヤ感が出ます。
と同時に、深みのある色合いに徐々に変わるという経年変化が楽しめます。
低品質な革製品ほど、使い続けていると色落ちや色が剥げたりして見た目がボロボロになるものです。
イタリアンレザーの色合いが変わるとは、見た目が悪くなってしまうということではありません。
洗練された質感が出て、見た目の綺麗さを保ったまま色が変化していきます。
この経年変化により、長年愛用し続けるユーザーを飽きさせることなく、また違った楽しみを堪能できるというわけなんですね。
人工的な加工が施されて仕上げられているのではなく、動物の皮という天然素材と天然オイルが使われているので見た目が非常に美しいです。
イタリアンレザー製品は、美しい光沢やツヤ感が実現できるのも魅力の一つでしょう。
製造工程で職人の手作業が必要になるのでその分、細かなこだわりが必要とされます。
職人たちが手間暇かけ、作り上げたイタリアンレザー製品ですからファッションアイテムにこだわりを持っている人から愛されるわけです。
見た目の美しさも、イタリアンレザーを使い込めば使い込むほど、経年変化でまた深みのある色合いに変わっていきさらに際立ちます。
もちろん長い間、綺麗な見た目で使用し続けるためには定期的なメンテナンスは欠かせないでしょう。
イタリアンレザーは、本革の加工スキル・知識がハイレベルな職人の手によって作られています。
そのおかげもあり、高品質を実現できているわけです。
ツヤ感、触り心地、質感などがとても良く「世界3大レザー」とうたわれるだけあります。
海外の多くの国々から、認められるイタリアのブランド力。
イタリアンレザーは、値段は手頃ですが高級感があるので購入するユーザーも、オシャレで上品な方が多いです。
コストパフォーマンスに優れ、けっして安っぽく見えないのは優秀な職人や製造する企業努力のたまものでしょう。
イタリアンレザーとは、イタリア・トスカーナ州に製造会社がたくさんあり、機械製造ではなくほとんど職人の手作業によって加工製品化されています。
アメリカのコードバン、イギリスのブライドルレザーと並び世界3大レザーの一つとして諸外国からもその品質の良さや、使い心地の良さが認められています。
主に牛革が使われており、バケッタ製法を用いてオイルをたっぷりと素材に含ませていることから、耐久性が良く長年使い続けても経年変化が楽しめます。
多くの人達から愛されているイタリアンレザーは、今後もオシャレを楽しみたい人や、社会的地位や身分が高い方達に愛され続けられるでしょう。