コードバンはどうやって手入れするべき?少しでも長く使うために


コードバンはどうやって手入れするべき?少しでも長く使うために

財布・名刺入れ・ランドセル・靴などの製品に使用されているコードバンですが、本革素材なので定期的なメンテナンスをしないと耐久力が著しく低下します。

こまめに手入れをしていくことで、コードバン本来のツヤや高級感ある質感を維持することが出来、洗練されたオシャレさを醸し出すことができます。

乾拭きはしている人が多いですが、コードバンの手入れ方法はそれだけではありません。

弱点や特徴を理解した上で、メンテナンスをしないと傷が入ったり色落ちや色ムラが出来てしまう恐れがあります。

今回は、コードバンを少しでも長く使うための手入れ方法や、必要なアイテムなどについて紹介していきます。

1.コードバンを手入れしないとどうなる?

コードバンは、馬の革が使用されていて「革のダイヤモンド・革の宝石」と呼ばれるほど本革の中でも一目を置かれる素材です。

牛革と比較しても約2~3倍の強度があり、ツヤも見事な仕上がりで希少価値が高いので、定期的に手入れをして素材の価値や能力を落とさないようにしていくことが大切です。

コードバンの手入れをしないままでいると、表面にカサつきが出てきたり、光沢感が強いので傷も目立ちやすくなっていきます。

逆に、きちんとメンテナンスを欠かさなければ、丈夫で長持ちできるものなので、一生モノのファッション小物アイテムとなるでしょう。

コードバン製品を所持していたら、経年劣化はしていくものですが正しい手入れ方法を実践していくことで、本革が上質で深みがある感じに変化していき愛着も湧いてきます。

せっかく、オシャレで上品さをアップさせるファッション小物アイテムを所持しているのですから、コードバンを全く手入れしないままでは宝の持ち腐れになります。

購入者の心がけ次第で、一生モノの製品になるのか数年で寿命を迎えるのか決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

2.コードバンの手入れに関する弱点

コードバンを手入れする際は、弱点を理解してメンテナンスしたり保管方法を考える必要があります。

日頃のケアとしては、やわらかい布で乾拭きしてあげるだけでも十分ですが、以下のような注意点があるのでくれぐれも間違った手入れをしないようにしましょう。

水に弱い

コードバンは、繊維の塊なので水を吸収しやすいという弱点があります。

水分をたくさん含んでしまいますと、乾いた時に水ぶくれしたり染み跡が残ってしまいやすくなります。

コードバンは、水に弱いですし、人間の汗にはアンモニアが含まれているので、汗が大量に染み込んでしまうと本革が変色してしまう恐れがあるので注意しましょう。

傷がつきやすい

コードバンは、光沢感が強いという特徴がある為、細かい傷がついてしまうと目立ってしまいます。

馬の革を使用した素材ですので、革自体は強く、裂傷するということはほとんどありません。

日常でコードバン製品を持ち歩いていた際に入る傷の他に、手入れ方法で硬い繊維の布やブラシ等でこすってしまうとすぐに傷が入ってしまう恐れがあります。

たとえ浅い傷でも、使い続けるうちに亀裂がどんどん広がって最悪の場合は大きくなってしまうので十分注意が必要です。

ホコリに弱い

革の素材の全般的に言えることですが、油分が含まれているのでホコリがたくさんついてしまうと革が乾燥してしまいやすくなり、痛めてしまう原因になります。

コードバンは、ホコリに弱いので持ち歩かない時は、風通しの良い日陰に、不織布を被せて箱の中に入れて置いた方が安心です。

毎日のように、コードバン製品を持ち歩いている人ほどホコリはつきにくいですが、それでも全くつかないわけではありません。

持ち歩いた時は一日の終わりに、やわらかい布で乾拭きしてあげるなど手入れをしてあげましょう。

3.コードバンの手入れに必要なアイテム

コードバンのファッション小物アイテムは、定期的な手入れをすることで美しい光沢が維持でき、長持ちさせることができます。

持ち歩いていると、必然的にコードバンの表面にホコリや指紋がついてしまうので、日常的なメンテナンスとしてやわらかい布で拭き上げることが大事です。

しかし、やわらかい布であれば何でも良いわけではありません。

コードバンの手入れに必要なアイテムを以下で紹介します。

やわらかい布

コードバンのメンテナンスには、化学繊維が使用されているものではなく、綿100%のやわらかい布を使用することが傷をつけない為にも大切です。

ご家庭にあるもので、メガネ拭きや使い古した無地のTシャツなどでも大丈夫です。

必ず乾拭きをするようにして、水に濡らしたものでは絶対に拭き上げないようにしましょう。

コードバン専用のクリームやワックス

よりコードバンの寿命を長くさせたい場合は、専用のクリームやワックスを使用することが大切です。

手入れの頻度は、『革がカサカサしてきたら』です。それがクリームやワックスを塗ってあげる目安になります。

その際は、直接コードバンに塗るのではなく、柔らかい布に少し馴染ませてあげて軽く拭いていくようにしましょう。

コードバン専用のブラシ

コードバンの手入れに必要なアイテムとして、クリームやワックスを使う前には専用のブラシで汚れやホコリを落とすことが大切です。

ブラッシングせず、ホコリや汚れが綺麗に落ちていないまま、クリームやワックスを塗ってしまうのはいけません。

ホコリや汚れが付着したままになりますので、きちんと手入れされた状態とは言えません。

また、専用のブラシを使用したらブラシに着いた汚れやホコリを取り除いてあげて、また次にメンテナンスする時に綺麗な状態で使用することが望ましいです。

4.コードバンの正しい手入れ方法

新品のコードバン製品は、革の表面がザラザラしている部分があるというものがあります。

これは、繊維が伸びているだけですから汚れや傷んでいるわけではありません。

新品の場合は、コードバンにオイルがたくさん含まれているので油分を加える必要もないです。

コードバンの正しい手入れ方法として、使用し続けることでオイルが革全体に馴染みざらつきも自然に治まってくるので、無理にザラつきの部分を取り除こうとして、ブラッシングしたり柔らかい布で拭き上げる必要はありません。

「水に弱い・傷が付きやすい・ホコリに弱い」などの、弱点をよく理解した上で、最適な手入れ方法を実践することが、コードバンを長持ちさせる秘訣です。

少しでも長持ちさせることで、わざわざ何度もお金を払って買い換える必要がなくなります。

本革の素材は、使い続ける人がズボラな性格でしたら、手入れも面倒くさがってしまうことに繫ります。

長年使用し続けてコードバンの素材の変化を楽しめるようになるのか、ただ経年劣化をして、みすぼらしくなっていくのかは購入者次第なんですね。

確かに、メンテナンスは面倒ですが定期的にしていくことで習慣化されるものです。

そうなると、逆に手入れをしないと気持ち悪くなってしまうくらいに変化していくこともあるので長持ちさせたいのであれば大切に扱いましょう。




5.コードバンの手入れのまとめ

コードバンは、馬の革が使用されていて本革の中でも耐久性が高いです。

とは言え、定期的に手入れをしないと傷が入ったりホコリが付着していき、寿命が短くなってしまいます。

やわらかい布・専用のブラシ・専用のクリームやワックスなどを使い、正しい手入れ方法を実践していくことで誰でも長持ちさせることができます。

コードバン本来のツヤや高級感ある質感を維持できる事に繋がるので、メンテナンスは怠らないようにしましょう。

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