社会人としてのビジネスマナーは、挨拶とか言葉遣い、態度などが重視されがちですが服装に関しても気を配る必要があります。
したがって、初めて会うビジネスパーソンとは、お互いに相手の人柄はわからないので、第一印象で判断しがちです。
外見で注目するところは、相手の表情や服装ですよね。
働く職場によっても服装マナーに違いがあるので、転職した場合などに気をつけることが大切です。
今回は、ビジネスマナーで社会人の服装の基本や身だしなみが大切な理由と、働く職場によって服装マナーに違いがあることや、私服でOKな場合の正解などについて紹介していきます。
目次
社会人に身だしなみが大切な理由
社会人の身だしなみを、軽視している人もいるのではないでしょうか。
マナーに限らず、人間は相手の第一印象から、こんな性格や気質でいる人なんだろうなと判断しがちです。
しかし、見た目だけでは相手が仕事ができる人なのかや、相性が良さそうなのかの判断はできません。
当面、話が入っていないと服装や身だしなみから多少、相手がどんな感じの人なのかを決めつけてしまうことも多いです。
相手の服装や身だしなみがだらしなくて、清潔感が無かったら、この人は本当に仕事がテキパキとこなせるのだろうか、一緒にビジネスをするのは不安だななど、マイナスな印象を持ってしまいますよね。
また、ビジネスパーソンが身だしなみを整える癖をつけることは、気持ちを切り替えるスイッチの役割を果たします。
ですので、社会人にとって服装や身だしなみを整えることは大切なのです。
ビジネスマナーと服装の関係性
仕事ができるビジネスパーソンは、ビジネスマナーを心得ていますし服装にも気を配っているものです。
ただし、ビジネスで服装に気を配るというのは「オシャレをする」ではありません。
オシャレをするというのは、自己満足のためにすることが多いですが、ビジネスの場で身だしなみを整えることは他人に対してするものです。
仕事中は、別にオシャレさを気にする必要はありません。
ビジネスパーソンは、TPOに相応しいビジネスマナーを行い、服装も合うようにして清潔感を出すことが大切です。
このように、ビジネスマナーと服装の関係性は重要なものです。
ビジネスマナーや服装に気をつけることは、直接は仕事の成果と関係がないかもしれません。
他人を気遣ったり配慮できるビジネスパーソンは、好印象を持ちやすいので取引先との商談や契約がスムーズに進みやすくなりがちです。
ビジネスマナーだけ完璧でもダメ!
社会人になって、仕事をしていくためにはビジネスマナーだけ完璧にできてもダメです。
服装も大事ですが、会社に着ていく洋服は、毎日同じものだからこまめに洗濯をして着用するだけで大丈夫だろうと思う人もいるかもしれません。
清潔感を出すには、洋服の洗濯は当たり前です。
他にも、破れ、ヨレ、色落ち、型崩れなど服装に関して色々なことに気を配ることが大切です。
その他にも、季節に合った出で立ちをすることも重要で、夏の時期はクールビズファッション、冬の時期はジャケットの着用などを採用している会社が多いでしょう。
そのような会社では、夏の季節はノーネクタイにしたりでビジネスカジュアルな服装を重視し、冬の季節はジャケットとパンツのスタイルに、ニット素材の服装を着用するところも多いはずです。
会社の服装のルールや、決めごとがあまり厳しくなかったり、特に何も設けていないところもあります。
その場合でも、ビジネスで着用する服装のカラー、デザインは奇抜、派手なものは避けたり、服装マナーとしてNGな洋服を着ないように気をつけることが大切です。
服装マナーの基本は清潔感・上品・機能性が大切
仕事中の服装は、職場の雰囲気やTPOに相応しいものを着用し、他人に対して不快感を与えないようにすることは大切です。
同時に、服装マナーの基本として「清潔感・上品さ・機能性」も意識した方が良いでしょう。
ビジネスの場で、洋服に清潔感や上品さがあれば誠実な性格だな、マメな性格だなと相手から思ってもらいやすくなります。
そして、機能性を兼ね揃えた服装でなければ、他のビジネスパーソンから汗臭い人だと思われてしまうかもしれません。
そうなると、仕事に支障がでる恐れがあるので、服装マナーとして機能性も重視したいところです。
社会人としてですが、ビジネスマナーは大切ですが、服装マナーの重要性も理解いただけたのではないでしょうか。
どちらか一方だけでも良くありません。
ビジネスマナーだけではなく、服装マナーも同時に守っていくことが大切です。
働く職場によって服装マナーは違う
多くの会社で共通した服装マナーはありますが、まったく同じというわけではありません。
全く、服装に関してのルールや規定を設けていないところもあります。
働く職場によって、服装マナーは変わりますから転職した際に前の会社と全然違うと、戸惑う人もいるでしょう。
ビジネスパーソンとして、洋服が原因で評価を下げてしまうようなこは避けなければいけません。
あそこの会社は、ラフな服装をしているからと独断で真似をしてみたり、転職した職場で前職ではこのような服装をしていたので、同じ様にしたいとか勤務先に言ったりするなどです。
ワガママで自分勝手な人材だと思われ、注意されてしまう恐れがあります。
最悪の場合は、クビを宣告されたり何か処罰が下るかもしれません。
というわけで、ビジネスマナーもそうですが、服装マナーも職場によって違いがあるということを認識しておき、会社とトラブルにならないように気を付けましょう。
ビジネスマナーで社会人の服装が私服OKな場合もある
職場によって、ビジネスマナーや服装マナーは違いがあることをお伝えしましたが、私服OKなところもあります。
私服OKな会社ですが、IT系のところが多いですが、世の中の会社全体の割合的に多いかと言われると、そこまで多くはないでしょう。
服装マナーに厳しい会社に勤めている人は、自由に好きな洋服を着ていて羨ましいと思う人もいるのではないでしょうか。
ところが、私服OK=服装マナーが全く無いというわけでもありません。
会社から、このようなカラー・柄・デザインの洋服を着て出勤したらいけないとか、
ヒゲは必ず剃る、メイクはナチュラルな感じにするなど、服装以外の身だしなみが厳しいところもありますから、安易に私服で仕事ができる人は羨ましいとは思わない方が良いでしょう。
自分の職場に不満があれば、他社に務めている人の方が環境や居心地が良いさそうで、羨ましいと思ってしまう人もいるかもしれませんが、隣の芝生は青く見えている状態になりがちです。
まとめ
ビジネスマナーを気にしている社会人は多いですが、服装マナーも重要です。
人間は見た目が9割という言葉があるように、視覚から得られる情報はインパクトが強いので、相手のイメージを決めつけてしまいがちです。
服装マナーを気にする必要が無かったり、私服でOKなところなど職場によって違いがあります。
就職先で仕事内容よりも服装に不満が合ったり、拘りがある人は転職してみるのも良いのではないでしょうか。
ブログ作成者
石澤大
「商品の本当の良さは作り手の熱い思いと考え方。
それを引き、伝えるだけ。」
- 略歴 -
1979年福島県生。
同志社大学心理学専攻卒。
大阪デザイナー専門学校プロダクトデザイン科卒。
プロダクトデザイン事務所、
アパレルメーカーを経て「DESIGN=」設立。
人の心を何よりも大切にする
ブランド戦略のトータルプロデューサー。
楽天市場1位受賞商品30以上創出。