社会人になって働きだしたら、学生時代よりも遥かに第三者との接点が増えます。
自分の行動次第で、自分の評価だけではなく会社のイメージに響いていきますから、ビジネスマナーとしてまず挨拶が重要です。
挨拶は基本的にしていると思う人も、関わるビジネスパーソン全員に自分から先に挨拶をしていると自信をもって言えるでしょうか。
相手に好印象を与えるためには、タイミングややり方も重要になります。
今回は、ビジネスマナーでビジネスパーソンの心をつかむ挨拶の基本や仕方と、笑顔の大切さ、お辞儀の関係などについて紹介していきます。
目次
ビジネスマナーとして仕事に関わる相手には自分から先に挨拶する先手必勝を意識しよう
挨拶は、社会人として当たり前のことだから、ビジネスマナーとしてきっちり行うのはもちろん、普段からしないといけません。
日常生活の中で、出会う人に対して気持ちの良い挨拶をしていくことで、仕事の場面でも特に意識せずに身体が自然と反応でき自分から挨拶をするようになりやすくなります。
初対面の時ほど、挨拶をおろそかにしてしまうと、相手に否定的な印象も悪くなってしまう、礼儀知らずな人だなとか、ビジネスマナーが欠如している人だと思われてしまいます。
ですので、ビジネスに関わる相手には自分から先に挨拶する癖をつけて、感じ悪い人だと思われないようにすることが大切です。
ビジネスマナーはビジネスパーソンの心つかむ挨拶は笑顔が大切
ビジネスマナーとして、仕事に関わる人に対して自分から進んで挨拶できるようになると、ネガティブな印象を相手に与えやすくなりますが、もうひと工夫したところです。
相手から、もっと好印象を持ってもらう挨拶の仕方として、「笑顔」で話すことを意識しましょう。
笑顔で接してくれる人に対して、感じ悪い印象をもつ人は少ないのではないでしょうか。
満面の笑みを浮かべる必要はありません。
微笑む程度で、ビジネスパーソンに挨拶をしていても、爽やかな人だなとか感じが良い人だなと思ってもらいやすいです。
ビジネスマナーは挨拶の仕方が重要
仕事に関わる人に対する挨拶は、自分から先にできれば笑顔ですることが大切だと言ってきました。
それだけでも、十分相手に好印象を与えやすいのですが、挨拶の仕方として言葉遣い、動作、声量なども重要です。
ビジネスマナーで、挨拶の仕方でどのようなものが好印象を持ちやすいのかや、逆に反感を持たれやすいのかを紹介していきますので以下のポイントを参考にしてみてください。
好印象を持たれやすい挨拶
ビジネスパーソンと関わる上で、挨拶は「3つのこ」が大切だと言われています。
1=心
2=言葉
3=行動
この「3つのこ」を意識すれば、相手に好印象を持たれやすくなるでしょう。
気持ちのこもった言葉を、ハッキリとした言葉で話してその場の状況に相応しい表情や行動をするということです。
声量が小さくて、やる気のない挨拶だったらビジネスパーソンとして好印象を持てないので注意しましょう。
反感を持たれやすい挨拶
逆に、反感を持たれやすい挨拶の仕方は伝えた「3つのこ」ができていない時です。
ボソボソとした話し声で、相手の目を見ずにだったり、無表情、相手の状況を考えない挨拶をするとビジネスマナーができていない人だなとか、感じ悪い人だと思われる恐れがあります。
相手に対する感謝の気持ちや答えが伝わりませんから、反感を持たれやすくなってしまいます。
そして、初対面の人に馴れ馴れしい挨拶をするのも反感を持たれやすいので注意が必要です。
ビジネスマナーの挨拶とお辞儀の関係
日本人は礼儀正しい人種として、海外から思われています。
親切心があったり、挨拶をする時にはお辞儀をする日本人が多いというのは外国人のイメージにあるようです。
そもそも、お辞儀をするのが文化的に根付いていない国もたくさんあるので、日本人が他人と会った時にお辞儀をするというのは不思議な行動だと思っている国もあります。
マナーや礼儀作法を重要だと思うと日本人は多いので、挨拶と一緒にお辞儀をするというのは相手に対してとても気を配っているということになるのです。
だから、仕事の場面でも挨拶だけではなく、きちんとお辞儀や会釈でも良いですし相手に頭を下げながら挨拶をする行動をした方がより好印象で受け取り始めやすくなります。
会釈
ビジネスマナーで、ビジネスパーソンに挨拶時に会釈をする際には約15度位腰を曲げて、上半身に軽く傾けるのがコツです。
会釈は、一番軽い感じのお辞儀として、社内で他人とすれ違う時や、お茶出しの際に使われることが多いです。
中礼
中礼は、仕事の場面ではよく使う挨拶の仕方です。
自分より目の上の人に挨拶をする際、お客様のお迎えやお見送りなどの時に使われています。
上半身を約30度傾いてする挨拶ですが、猫背の人は腰が曲がったままお辞儀をしてしまうとだらしなく見られてしまいますので、背筋を伸ばすことを意識しながらやりましょう。
最敬礼
お辞儀の中でも、一番丁寧なのは最敬礼だと言われています。
深々と頭を下げる行動で、挨拶の場面には使われることは少なく、相手に対して感謝や謝罪の態度を表す際に使われることが多いです。
最敬礼は、上半身を約45度位斜めにして目線は自分の足元を見ます。
ビジネスパーソンの心をつかむ挨拶の仕方
ビジネスの場面で、挨拶をするのは人間関係や信頼関係の構築に重要ですが、挨拶さえすれば誰にでも印象が良く見えるというわけでもありません。
挨拶の仕方が大切になってきます。
ネガティブな挨拶をするのも、ポジティブな挨拶をするのも自分次第です。
暗い挨拶をしてしまうと、接しにくい人だなと思われたり嫌われているのかもしれないと相手は思ってしまうかもしれません。
相手にこちらの人柄がよく知られていない場合ほど、挨拶の仕方で誤解されてしまう恐れがあります。
その後も定期的に会う可能性がある人に、マイナスな印象をもたれてしまうと将来の人間関係や信頼関係の構築がうまくいかなくなるので注意が必要です。
マナーで、ビジネスパーソンの心を最大限掴むためには明るい表情でハッキリとした声を出して爽やかに挨拶することが大切です。
社内と社外のビジネスパーソンへの挨拶の使い分け方
出会った人に対して挨拶をするということを普段から心がけることは大切ですが、ビジネスマナーとして仕事に関わる相手への挨拶を疎かにしてしまうと今後に響く恐れもあります。
仕事の場面では、社内の人であればたまに挨拶を忘れてしまっても、いつもは礼儀正しい人だと認識されていれば、特にネガティブな印象は持たれにくいものです。
しかし、社外の人や取引先の人と関わる際は、初対面の方も多いですよね。
特に初対面の人と会う時は、相手はこちらの性格や気質がわからないので、どうしても外見や第一印象が人柄の判断材料になります。
ですので、社外のビジネスパーソンへ挨拶をする時は、自分のフルネームを名乗ることを意識しましょう。
まとめ
ビジネスパーソンに好印象をもってもらう挨拶をするためには心・言葉・行動の3つのこを意識することが大切です。
ただ単に、言葉だけの挨拶で気持ちがこもってなかったり、暗い表情をしたまま相手に挨拶をしてしまうと心配されたり自分を嫌っているのかなとネガティブに捉えられる恐れがあります。
ハッキリとした声で、爽やかな表情をつくりTPOに合わせてお辞儀や会釈の使いわけが必要です。
ブログ作成者
石澤大
「商品の本当の良さは作り手の熱い思いと考え方。
それを引き、伝えるだけ。」
- 略歴 -
1979年福島県生。
同志社大学心理学専攻卒。
大阪デザイナー専門学校プロダクトデザイン科卒。
プロダクトデザイン事務所、
アパレルメーカーを経て「DESIGN=」設立。
人の心を何よりも大切にする
ブランド戦略のトータルプロデューサー。
楽天市場1位受賞商品30以上創出。