ネクタイは「長い」「短い」どちらが正しい?初心者でもわかる長さの調整方法!
社会人となれば、会社に出社する時はもちろん、取引先との商談や会議など、ビジネスの場で適切な身だしなみを求められる機会が増えてきます。
せっかく会話ではスムーズに行っていたのに、身だしなみが整っていないと、相手の方からは仕事ができない人なんじゃないかとか、不潔な人だと思われる恐れもあるでしょう。
ビジネススーツを着用し、ネクタイを締めて出勤している人は特に注意が必要です。
就職したての新入社員の方達の中には、普段からネクタイを締めなれていない人も多いですから、理想的なネクタイの長さや長さ調整方法などがわからず、ネクタイの着用の仕方に悩んでいる人も多いはず。
今回はネクタイの適切な長さについて、また初心者でも簡単にできるネクタイの長さ調整方法や、注意点などについてもご紹介していきます。
ネクタイには“理想的な長さ”があるのをご存知でしょうか。
着用する人の身長や体型に合わせ、似合うものを選ぶ事が大切なのはもちろんですが、一般的にネクタイとして理想的な長さとされているのは【約142cm】です。
製造しているメーカーによって多少長さに違いはあるものの、ほとんどのネクタイは上記の長さになっています。
そして、全長よりも大切なのはネクタイを締めた時の長さです。
最もきれいに、バランスよく見える長さがあります。
ベルトのバックルにネクタイの先が少しかかるくらいの長さです。
ネクタイの剣先がベルトのバックルよりも上にきたり下にきすぎたりすると、全体のバランスが崩れてしまい、相手に格好悪い印象を与えてしまう事もあります。
新入社員の方は、ネクタイのブランドや色などを気にされる方が多いかもしれません。
しかし、基本的なネクタイの長さを知らずにネクタイを締めてしまえば、せっかくのブランドや色など、おしゃれな部分が活かされません。
上記の長さをおさえておいてください。
ビジネスの場に相応しい身なりから大きく外れることは避けられるでしょう。
142cmおすすめネクタイはこちら
https://store.styleequal.com/products/ak-muji-tie柄無し、無地のネクタイです。
シルクの光沢な艶がきれいに輝きます。
シルク100%、日本の京都で制作されており、
素材と品質がよく、肉厚でほどよい光沢感が手に取った瞬間実感いただけます。
品質がいいネクタイなのでディンプルもきれいにでき、周りとの差別化ができるでしょう。
あまりにも貧相な胸元は活気がないですが、胸をしゃきっと張ったときに見える美しいネクタイは、あなたの自信をさらに向上させます。
こちらのネクタイはメリットがたくさん。
まず、色がいいです。様々なビジネスシーンに適応できるよう、オーソドックスな色、柄で作られています。
ネイビー系だけでも6種類から選べるので、自分にぴったりなものを選べるでしょう。
またこのネクタイは汚れがつかない優れものです。
表面にフライパンで有名なテフロン加工(撥水加工)を施してるので、食事の油や、こぼしてしまったコーヒー、全て弾き飛ばします。
身だしなみ、という面からも汚れたネクタイなんてご法度ですよね。絶対に汚れて欲しくないここというときにおすすめです。
ネクタイは長すぎず短すぎず、適切な長さのものを着用しましょう。
短すぎるネクタイは、ズボンベルトのバックルに届かずお腹が太って見えたり、全体的に窮屈そうな印象を相手に与えてしまいます。
首が太い人、体の大きな人は要注意です。
ネクタイが短いと長さ調整ができませんので、ちょうど良い長さのものを再度購入し直す必要も出てきます。
ロングサイズのネクタイも販売されていますので、そちらを試すのもいいでしょう。
逆に長すぎるネクタイの場合、剣先がズボンベルトのバックルの下までかかってしまい、相手にだらしない印象を与えてしまいます。
こちらも良くありませんね。
また、ネクタイが長いと食事をする時に邪魔になったり、ヒラヒラユラユラして立ち居振る舞いにも差し障ることもあります。
長いネクタイを購入した場合は、先述の長さを参考にし、結び方を工夫するなどして適切な長さに調節しましょう。
おしゃれなネクタイを求めている方は、海外ブランドにも感度高くアンテナを立て、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
一般的に、海外製のネクタイは日本人よりも平均的に身長の高い外国人用に製造されていますので、ロングタイプのものが多いです。
しかし、日本人の平均身長は海外の人よりも低いため、海外ブランドのネクタイを着用すると長すぎてしまう場合があります。
ただし、日本で販売されている海外ブランドのネクタイは、あらかじめ日本人向けに作られた長さ140cm~148cmのものが主流となっていますから、長さを良く確認すれば、海外ブランドのものでも一般的な長さのものを購入できます。
初心者の方は、できるだけ日本製のネクタイの購入をオススメしますが、どうしても海外ブランドのものを着けてみたいのであれば、取り扱っているお店に日本人向け用のものが置いていないか確認してみると良いでしょう。
ある程度ネクタイを着けて長さ調整をマスターしたり、ファッションセンスが良くなった段階で、海外製でロングタイプのものに挑戦するのが良いですね。
また、ハイブランドのネクタイを締めたいのであれば、エルメスやルイヴィトンなどの有名ブランドのものがおすすめです。
初心者の方は、自分で思うようにネクタイの長さを調整する事が難しいかもしれません。
現在はインターネットで検索したり、YouTubeなどで簡単にネクタイの長さを調整する方法がわかりますから、簡単に練習できます。
上手にネクタイの長さを調整する方法、ちょっとしたコツがあります。
何度もネクタイを締め直しても長さが短くなったり長くなったりする人は、ぜひコツを理解して実践してみてください。
実は、ネクタイの裏には小さな縫い目があり、この縫い目をシャツのボタンの3番目と4番目の間に持ってきてからネクタイを結び始めると、最後にちょうど良いネクタイの長さになります。
ただ、ロングタイプのネクタイの場合は、上記の長さ調整方法では上手くいかない事もあります。
その場合は、ネクタイの大剣側がズボンベルトのバックルを半分隠すように結び、小剣側を後から長さ調整してあげましょう。
小剣側が長すぎる場合は折り込んでちょうど良いネクタイの長さに調節する事ができます。
ここで一点注意を。
ネクタイの長さを調整する時は、必ず鏡を見て長さや結び方などを確認しながら行ってください。
鏡を見ながら身だしなみを整える事で、他人からの視点で確認できますから、きちんと身だしなみを整える事にも繋がり失敗も少なくなります。
ロングタイプのネクタイは、先述の通りきちんとした長さに調整できないと、相手からはだらしないイメージで見られてしまい、仕事先のお客様だったら今後の関係にも支障がでる恐れがあります。
そのため、ネクタイの長さの調整は短すぎず、かつ長すぎない長さに合わせることが大切です。
それでは長いネクタイの結び方を、いくつかのパターンにわけてご紹介しましょう。
ネクタイのダブルノットの結び方は、小剣の長さを調整しやすいので長いネクタイを結ぶときに便利です。
ダブルノットは比較的ベーシックな結び方ですが、ビジネスシーン・フォーマルシーンなどの幅広い用途で使える結び方なので、覚えておくと後々役に立つことでしょう。
【ダブルノットの結び方】
1.ネクタイの小剣側が短かめになるように首にかけます
2.大剣が前に来るようにクロスします
3.大剣を小剣に2周巻きつけます
4.首元の輪っか部分に大剣を下から通します
5.3で作った結び目で、2つあるうちの下の方に大検を通します
6.結び目が崩れないようにギュッと固く結びます
7.ネクタイの結び目の形を綺麗にして、小剣を引っ張りながら上にあげて完成です
ネクタイのセミウィンザーノットの結び方は、ウィンザーノットと同様に三角形の結び目ができる結び方です。
ウィンザーノットよりも工程が少なく、三角形の結び目が小さくなるので、厚手のタイプを使う時に向いています。
【セミウィンザーノットの結び方】
1.ネクタイの小剣側が短くなるように首にかけます
2.大剣の縫い目を目印にして小剣とクロスさせ1周巻きつけます
3.首元の輪っかの前から後ろに大剣を通します
4.大剣を前に回して首元のループに下から通します
5.ループ状の箇所に大剣を上~下に通して引っ張ります
6.結び目が崩れないように整えます
7.小剣を引っ張りながら上にあげて完成です
https://store.styleequal.com/products/aetie82 https://store.styleequal.com/products/ak-muji-tie https://store.styleequal.com/collections/tie/products/aetieb00 https://store.styleequal.com/collections/tie/products/aetiea003ネクタイの理想的な長さは日本人向けだと約142cmです。
その長さが日本人の平均的な身長に対してちょうど良いとされています。
海外ブランドのものは長めに製造されているものも多いので、あまり初心者向きとは言えません。
初心者のうちはできるだけ日本で製造されているものを購入したり、海外ブランド製のものでも、日本で販売されているものを買って締めるようにしましょう。
購入したネクタイの長さが合わない場合は、結び方を工夫し適切な長さになるよう調整することで、適切な長さになることはもちろん、より一段階上のおしゃれを楽しむこともできるでしょう。