靴磨きセットおすすめ5選|社会人の最初の1セットの選び方

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社会人が最初に買う靴磨きセットは、ほこりを払う・汚れを落とす・クリームを塗る・磨くの4つの役割の道具がそろった、2,640〜4,180円のスターターセットから選びます。

クリームの色は、黒の靴だけなら黒の1色、茶色の靴もあるなら黒と無色の2色入りにします。無色のクリームが入ったセットなら、商品の注意書きで使うことができる革を確かめたうえで、同じ道具でベルトや名刺入れの手入れもできます。

靴磨きセットの4つの役割の図解:ほこりを払う馬毛ブラシ、汚れを落とすクリーナー、栄養と色を足すクリーム、つやを出す豚毛ブラシとグローブ

1. 靴磨きセットは「4つの役割」の道具がそろうかで選ぶ

靴磨きセットの中身は、ブラシの本数やクリームの量が商品ごとに違います。比べるときは道具の名前ではなく、次の4つの役割がそろっているかを見ます。

役割 道具 使うとき
ほこりを払う 馬毛ブラシ 履いた日と、手入れの最初
汚れを落とす クリーナー(汚れ落とし)と布 クリームを塗る前
栄養と色を足す 靴クリームと、塗る用のブラシ 表面が乾いて白っぽくなったとき
なじませて、つやを出す 豚毛ブラシ、グローブまたは布 クリームを塗ったあと

4つの役割と道具。セットを選ぶときは、この4行がすべて埋まるかを確かめます

4つの役割のうち1つでも欠けると、その道具を単品で買い足すことになります。はじめて買うなら、4つがそろったスターターセットを選べば、足りない道具を探して買い足す手間がありません。

最低限の道具は、馬毛ブラシ・クリーナー・クリーム・豚毛ブラシ

道具を最低限にしぼるなら、馬毛ブラシ・クリーナー・クリーム・豚毛ブラシの4つです。クリームを塗る用のブラシは、布を指に巻いて塗れば代わりになります。仕上げのグローブも、豚毛ブラシで磨いたあとに布で乾拭きすれば代わりになります。馬毛ブラシと豚毛ブラシは毛の硬さが違い、柔らかい馬毛はほこり払い、コシのある豚毛はクリームをなじませるのに向くため、1本で兼ねません。下の3章で比べたセットのうち、スターターセットの6点は、どれもこの2種類のブラシが両方入っています。

2. クリームの色は、持っている靴の色で決める

3章で比べるサフィールとダスコのスターターセット6点は、クリームの色が黒と無色の2種類です。販売店の説明では、黒のクリームは黒の靴の傷や色あせを補い、無色のクリームは色が付かないため、黒以外のどの色の靴にも使うことができます。

持っている靴 選ぶクリーム セットの選び方
黒の靴だけ 黒 クリーム1色のシングル
茶色の靴だけ 無色 クリーム1色のシングル
黒と茶色の靴 黒と無色 クリーム2色入りのダブル
靴に加えて、ベルトや名刺入れも手入れしたい 無色 無色のクリームが入ったセット

2色入りのセットには、塗る用のブラシが2本入っているものがあります。販売店は、クリームの色ごとにブラシを使い分けるよう説明しています。黒と茶色の靴を両方持っているなら、はじめから2色入りを選べば、黒のクリームを茶色の靴に付けてしまう心配がありません。靴の色とベルトの色の合わせ方は、ベルトと靴の色の合わせ方にまとめています。

3. 楽天の靴磨きセット8点を、中身で比べる

楽天市場の商品検索で、サフィール・ダスコ・M.モゥブレィの靴磨きセットを調べ、中身が商品説明に書かれている8点を、同じ項目で並べました。

商品 価格(税込) クリーム 汚れ落とし ブラシ 布・グローブ 箱の大きさ 楽天のレビュー
ダスコ スターターセット(シングル) 2,640円 50ml・黒か無色の1色 50ml 馬毛ミニ・豚毛ミニ・竹ブラシの3本 グローブ 17.2×10.0×6.5cm 103件・平均4.62
サフィール スターターセット(シングルDX) 3,300円 50ml・黒か無色の1色 50ml 馬毛(大きめ)・塗る用・豚毛ミニの3本 布・グローブ 記載なし 210件・平均4.8
ダスコ スターターセット(シングルDX) 3,300円 50ml・黒か無色の1色 50ml 馬毛・豚毛・塗る用の3本(いずれもレギュラー) 布2枚・グローブ 記載なし(紙箱、説明書付き) 28件・平均4.79
サフィール スターターセット(ダブル) 3,630円 25ml・黒と無色 20ml 馬毛ミニ・竹ブラシ2本・豚毛ミニ2本の5本 布・グローブ 21.0×16.3×6.5cm 134件・平均4.62
ダスコ スターターセット(クリーム2色入り) 3,630円 50ml・黒と無色、無色のワックス50ml 50ml 馬毛ミニ・豚毛ミニ2本・竹ブラシ2本の5本 布・グローブ 17.2×10.0×8.8cm 356件・平均4.68
サフィール スターターセット(ダブルDX) 4,180円 50ml・黒と無色 50ml 馬毛ミニ・塗る用2本・豚毛ミニ2本の5本 布・グローブ 缶入り・18.0×13.0×6.1cm 65件・平均4.54
M.モゥブレィ セントアンドリューセット 1,870円 30ml・デリケートクリーム 24ml ミニシューズブラシ・竹ブラシ(馬毛)ミニの2本 布 缶入り・直径約8.6×高さ約9.5cm この店では0件
M.モゥブレィ セントジョージセット 8,800円 60ml×2(デリケートクリーム・アニリンカーフクリーム) 60ml 塗る用ミニ2本・白毛ミニ・黒毛ミニの4本 布 12.5×20.5×6.5cm この店では0件

楽天市場の商品検索の結果(商品説明・価格・レビュー)から作成。中身と大きさは販売店の表記です。価格は時期と店で変わります

靴磨きセット8点の比較図:価格は1,870円から8,800円、スターターセットは2,640円から4,180円、クリームは25mlから60ml

価格とクリームの量で並べると、スターターセットは2,640〜4,180円に集まります

スターターセットは2,640〜4,180円。クリームは50mlのものを選ぶ

サフィールとダスコのスターターセット6点は、2,640〜4,180円に収まりました。同じ3,630円でも、サフィールのダブルはクリームが25mlずつ、ダスコの2色入りは50mlずつで、量が2倍違います。最初の1セットは、クリームが50ml入り、ブラシが3本以上(ほこり用・なじませる用・塗る用)あるものを基準にします。スターターセット6点のうち、この2つを満たすのは、サフィールのシングルDXとダブルDX、ダスコの3点の合わせて5点です。

サフィール・ダスコとモゥブレィの違いは、黒のクリームの有無と量

3つのブランドの違いは、まず入っているクリームに出ます。販売店の説明では、サフィールのビーズワックスファインクリームは、みつろうをベースにした靴クリームです。ダスコのプレミアムシュークリームは、ワックスとオイルの配合割合が高く、栄養と同時に撥水の効果も与えると説明されています。M.モゥブレィのデリケートクリームとアニリンクリームは、イタリアのトスカーナ州の工場で作られていると説明されています。

サフィールとダスコの6点は、どちらも楽天市場のSAPHIR公式の店が販売するセットで、黒か無色のクリーム・クリーナー・馬毛と豚毛のブラシ・グローブという構成がほぼ同じです。M.モゥブレィの2点はスムースレザー用のセットで、黒のクリームとワックスは入っておらず、デリケートクリームなどのクリームと、汚れ落としのステインリムーバーが中心です。セントジョージセットは、靴以外の革製品にも使うことができるよう無色のクリームを選んだと説明されています。クリームそのものは、サフィールがみつろうがベース、ダスコがワックスとオイルの配合が多く撥水も与えるもの、M.モゥブレィがイタリアの工場で作られたデリケートクリームなどです。黒の靴の色あせを補いたいなら黒のクリームがあるサフィールかダスコ、黒は要らず、無色のクリームを60mlの大きめで持ちたいならM.モゥブレィのセントジョージセットを選びます。なお、セントアンドリューセットの注意書きでは、スエードなど起毛した革、エナメル、爬虫類の革には使うことができません。

プレゼントなら、箱や缶に入ってラッピングできるもの

贈り物にするなら、箱や缶に入ったセットを選びます。サフィールのダブルDXは缶入りで、販売店はギフトに向くと説明しています。ダスコのシングルDXはロゴ入りの紙箱で、靴磨きの説明書が入っています。サフィールとダスコの6点は、販売店がギフトのラッピングを受け付けていて、新社会人のお祝いや昇進祝いに選ばれることが多いと説明しています。相手が持っている靴の色がわからないなら、黒と無色の2色入りを贈れば、靴の色を選びません。

4. 社会人の最初の1セットにおすすめの5点

3章の8点から、3章の基準(クリーム50ml・ブラシ3本以上)を満たすスターターセット5点のうち4点と、予算を上げた贈り物向けのセット1点を選びました。ダスコのシングルDXは、同じ3,300円で大きめの馬毛ブラシが入るサフィールのシングルDXと重なるため、レビューの件数が多いサフィール(210件、ダスコは28件)を選びました。ダスコのシングルDXは布が2枚と説明書が付くため、手順を紙で確かめたい人の候補になります。価格と在庫は時期と店で変わるため、リンク先で確かめてください。

ダスコ スターターセット(シングル):黒の靴1足から始める人に

ダスコ シューケア スターターセット(シングル)は2,640円で、スターターセット6点の中で一番手頃です。50mlのクリーム(黒か無色の1色)と50mlのレザーバームローション、馬毛と豚毛のミニブラシ、塗る用の竹ブラシ、グローブが入っています。黒の靴を1足持っていて、まず4つの役割の道具を一番安くそろえたい人に合います。布は入っていないため、乾拭きには手持ちの柔らかい布を使います。楽天市場のレビューは103件・平均4.62でした。

ダスコ スターターセット(シングル)

50mlクリーム1色の入門セット

サフィール スターターセット(シングルDX):大きめの馬毛ブラシでほこりを払いたい人に

サフィール シューケア スターターセット(シングルDX)は3,300円で、ほこり払い用の馬毛ブラシが大きめのサイズです。サフィールとダスコのスターターセットで、大きめ(レギュラー)の馬毛ブラシが入っているのは、このセットとダスコのシングルDXの2点です。持ち手がカーブしていて、ブラシの角が靴に当たりにくい作りだと販売店が説明しています。50mlのクリーム(黒か無色の1色)と50mlのクリーニングローションに、布とグローブも付きます。履いた日のほこり払いを、大きいブラシで手早く済ませたい人に合います。楽天市場のレビューは210件・平均4.8で、8点の中で平均が一番高い商品でした。

サフィール スターターセット(シングルDX)

大きめの馬毛ブラシ付き

ダスコ スターターセット(クリーム2色入り):黒と茶色の靴を両方持つ人に

ダスコ 靴磨きセット スターターセット(クリーム2色入り)は3,630円で、黒と無色のクリームが50mlずつ入っています。塗る用の竹ブラシと磨く用の豚毛ブラシが2本ずつあるため、クリームの色ごとにブラシを分けることができます。つや出し用の無色のワックス50mlも付きます。黒と茶色の靴を両方持っていて、クリームの色ごとにブラシを分けたい人に合います。楽天市場のレビューは356件・平均4.68で、8点の中で件数が一番多い商品でした。販売店は、無色のクリームを靴以外のバッグや財布にも使うことができると説明しています。

ダスコ スターターセット(クリーム2色入り)

黒と無色のクリーム50mlずつ

サフィール スターターセット(ダブルDX):缶入りの2色を贈りたい人に

サフィール シューケア スターターセット(ダブルDX)は4,180円で、18.0×13.0×6.1cmの缶に、黒と無色のクリームが50mlずつ、クリーニングローション50ml、塗る用のブラシと豚毛のミニブラシが2本ずつ、馬毛のミニブラシ、布、グローブが入っています。販売店は、無色のクリームは靴以外の革製品にも使うことができ、缶はギフトに向くと説明しています。相手の靴の色がわからない贈り物を、スターターセットの価格帯で選びたい人に合います。楽天市場のレビューは65件・平均4.54でした。

サフィール スターターセット(ダブルDX)

黒と無色のクリーム50mlずつ、缶入り

M.モゥブレィ セントジョージセット:靴と革小物まで手入れする人への贈り物に

M.モゥブレィ セントジョージセットは8,800円で、スターターセットより予算を上げた贈り物の候補です。デリケートクリームとアニリンカーフクリームが60mlずつ、ステインリムーバーが60ml入っています。販売店は、靴以外の革製品にも使うことができるよう、色付きではなく無色のクリームを選んだセットだと説明しています。ブラシは塗る用のミニ2本と、白毛・黒毛のミニの4本です。昇進や異動の贈り物に、靴とベルトや名刺入れまで同じ箱の道具で手入れできるセットを贈りたい人に合います。この店の楽天市場のレビューは0件でした。

M.モゥブレィ セントジョージセット

無色のクリーム60ml×2の大きめセット

5. 手入れは5つの手順。平日はブラッシングだけでよい

セットが届いたら、次の5つの手順で手入れします。

  1. 馬毛ブラシで、靴全体のほこりを払う
  2. 布にクリーナーを付けて、汚れと古いクリームを拭き取る
  3. 塗る用のブラシか布で、クリームを薄く塗る
  4. 豚毛ブラシでブラッシングして、クリームをなじませる
  5. グローブか布で乾拭きして、つやを出す
靴磨きの5つの手順の図解:馬毛ブラシでほこりを払う、クリーナーで汚れを落とす、クリームを塗る、豚毛ブラシでなじませる、乾拭きでつやを出す

5つの手順。平日の夜は1だけ、表面が乾いて白っぽくなった日は1〜5まで行います

5つを毎日行う必要はありません。当ブログでは、次の分け方を勧めています。平日の夜は、脱いだ靴を馬毛ブラシで払う1だけにし、表面が乾いて白っぽくなった日に2〜5まで行います。M.モゥブレィのセントアンドリューセットの注意書きにあるとおり、はじめて使う革は、目立たない場所で試してから塗ります。

6. 無色のクリームなら、ベルトや名刺入れにも同じ道具を使うことができる

靴磨きセットの道具は、靴だけのものではありません。当ブログの検索データでは、2025年6月〜2026年9月に、ベルトの手入れの旧記事が「革ベルト 手入れ クリーム」で311回、「革ベルト クリーム」で96回、「ベルト クリーム」で84回、検索結果に表示されました。名刺入れの手入れの旧記事も「名刺入れ 手入れ」で102回表示されています。ベルトや名刺入れの手入れは、クリームの名前で探されています。靴と同じクリームを使うことができるかどうかが、セットを選ぶときの論点になります。ベルトや名刺入れも手入れするつもりなら、靴磨きセットを選ぶ段階で、無色のクリームが入ったものにしておきます。

手入れするもの 使う道具 確かめること
革靴(スムースレザー) セットの道具すべて 黒の靴は黒、それ以外は無色のクリーム
本革のベルト 馬毛ブラシ、無色のクリーム、布 商品の注意書きで使うことができる革か。目立たない場所で試す
名刺入れなど革小物 馬毛ブラシ、無色のクリーム、布 セントアンドリューセットの注意書きでは、起毛した革・エナメル・爬虫類の革には使わない。ヌメ革は色ムラやシミになるものがある
靴磨きセットの道具を使う範囲の図解:革靴はすべての道具、本革のベルトと名刺入れは馬毛ブラシと無色のクリームと布。注意書きを確かめてから

靴と同じ道具で手入れできる範囲。ベルトと革小物は、注意書きを確かめてから使います

セントアンドリューセットの注意書きには、ヌメ革の製品は色ムラやシミになるものがあると書かれています。ベルトや名刺入れに塗る前は、商品の注意書きを確かめ、ベルトならバックルに通すと隠れる先端の表側など、目立たない場所で試します。ベルトの手入れは長持ちするベルトの選び方と手入れに、革小物の汚れの落とし方はレザーの汚れ落としの方法にまとめています。

靴と一緒に手入れするベルトを探しているなら、STYLE=の「とちぎレザーベルト」があります。表面をそのまま使った銀付きの栃木レザーのベルトで、色はブラック・ダークブラウン・ネイビー・レッド・キャメルの5色です。商品ページでは、経年変化がある革と説明しています。靴と一緒に手入れする前提で、経年変化のある本革のベルトを選びたい人に合います。使った日は靴磨きセットの馬毛ブラシでほこりを払い、クリームを塗るときは、上のとおり先端の表側など目立たない場所で試してから塗ります。茶色の靴に合わせるダークブラウンやキャメルも選ぶことができます。

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7. 道具をそろえたら、手入れして長く履く1足を選ぶ

靴磨きセットで手入れを続けても、底がすり減った靴や足に合わない靴は、履く日がつらいままです。手入れを始めるのに合わせて、毎日履く靴も見直します。外回りで歩く日が多いなら、手入れして長く履く1足は、底の素材・重さ・曲がりやすさ・幅で選びます。選び方は歩きやすいビジネスシューズの選び方にまとめています。

8. まとめ

社会人の最初の靴磨きセットは、次の順に選びます。

  • ほこりを払う・汚れを落とす・クリームを塗る・磨くの4つの役割の道具がそろったスターターセットにする
  • クリームは、黒の靴だけなら黒、茶色の靴もあるなら黒と無色の2色入り
  • クリームは50ml、ブラシは3本以上を基準にする。スターターセットは2,640〜4,180円
  • 贈り物なら、箱や缶に入ってラッピングできる2色入り
  • ベルトや名刺入れも手入れするなら、無色のクリームが入ったセットにし、注意書きを確かめて目立たない場所で試す

4つの役割の道具と、靴の色に合うクリームがそろえば、最初の1セットとして足ります。

記事内の情報は2026年10月時点のものです。