ポケットチーフの折り方はいくつあるの?オシャレな折り方たたみ方
ポケットチーフは、結婚式やパーティー会場などのお祝いの場にカチッと決めたスーツスタイルで登場する時に欠かせないオシャレな小物アイテムです。
スーツの胸ポケットに入れて使用すると、オシャレでカッコよく外見を引き立たせたる役目が果たせます。
ですが、同じポケットチーフでも折り方によっては、ダサくなったりカッコよくなったりと印象がガラリと変わってしまいます。
一番やってはいけない折り方は「自己流」で、正しい折り方を知らなかったりTPOに相応しくない折り方をしてしまうとマナー違反になってしまう恐れもあるのです。
今回は、ポケットチーフの折りや方の種類はいくつあるのかやシーン別おすすめな折り方たたみ方などについてご紹介していきます。
ポケットチーフは小さなアイテムですので、スーツを着用した時に用いてもそんなに目立ちはしないだろうと思ってしまう人もなかにはいるでしょう。
誰も気にしないだろうと思って、我流のポケットチーフの折り方をしてしまっていると、いつかマナー的によろしくないと指摘を受けたり、礼儀作法自体がなっていない人だと思われてしまう可能性もあるのです。
普段の服装では、ファッションに気を使っている人でも、冠婚葬祭や華やかなシーンに着用する服装や小物アイテムにはあまり気を配っていない人もいます。
そこで、ポケットチーフのオシャレな折り方を一つでも知っておけば、恥をかくことなく楽しむことができるでしょう。
ポケットチーフのオシャレな折り方の種類は、以下のようなものがあります。
「スクエア」というポケットチーフの折り方は、最も人気で基本的な折り方です。
折り方については、特に難しい手順があるというわけではなく簡単な方です。
スクエアの折り方は、仕事の場面やフォーマルな場面はもちろん、華やかなシーンなど幅広いシーンでおすすめできます。
「スクエアの折り方」
1.ポケットチーフが縦になるように2つに折り曲げる
2.胸ポケットの深さに合わせて下側を折って上げる
3.ポケットに収納した時に上側が1~2cm程度出る感じに整える
4.ポケットチーフのサイズのバランスを調整で完成
ポケットチーフは、スーツをひきたたせる効果があるほか、身につけている人自身の上品さも醸し出してくれるものなので、魅力を高めるアイテムとしてはもってこいのオシャレ小物アイテムでしょう。
「トライアングル」の折り方は、三角の箇所のところだけポケットから出しておくとよりオシャレさを出すことができます。
仕事の場面から華やかさがあるシーンなど、色々なところに用いることができます。
「トライアングルの折り方」
1.ポケットチーフを縦・横の順番で折る
2.ポケットチーフを正方形にする
3.ポケットチーフを斜めにする
4.両端を綺麗に折る
5.下側の箇所を折ってポケットに入れたら完成
結婚式やお祝いの場などの華やかな場面に相応しいポケットチーフの折り方に「クラッシュド」があります。
スーツ姿をよりオシャレにきめたり、フォーマルなスタイルも大丈夫なので幅広く対応できるでしょう。
クラッシュドの折り方は見た目で複雑そうな印象を受ける人もいますが手順は簡単ですので、オシャレ上級者を目指している人はぜひ挑戦してみてください。
「クラッシュドの折り方」
1.ポケットチーフを広げて真ん中の部分をつまんで持ち上げる
2.持ち上げたらそのまま絞るように握っておく
3.ポケットチーフの握ったほうを下側にする
4.胸ポケットの深さを見てポケットチーフの下を折り上げて調整する
5.縁色の箇所だけが確認できるようにポケットに挿入する
6.緑色の部分が広がるように調整したら完成
名前の通り「スリーピークス」とはポケットから3つの山が出ている様子から名付けられています。
他には「ツインピークス・フォーピークス」など2つや4つの山を出すオシャレな折り方もあります。
スリーピークスの折り方は、お祝いの場や華やかなシーンに向いていますし、折り方のバリエーションがたくさんあるということは、違った見せ方を色々できて飽きがきにくいです。
たくさんの人々が集う場では、新鮮さや斬新な印象を相手に与えることができるのではないでしょうか。
「スリーピークスの折り方」
1.ポケットチーフを広げて三角形をつくるように対角線同士で折っていく
2.ポケットチーフの真ん中を折りながら同時に角が少しズレるように折っていく
3.もう一度真ん中を折って山が3つになるようにする
4.插入する上着のポケットの深さに合わせて下側を折る
5.ポケットチーフをポケットに挿入して山の部分が見えるように調整したら完成
ラグジュアリー感を強く表現したい時におすすめのオシャレな折り方が「パッフド」です。
パッフドは胸元を豪華にしてくれるので、ポケットチーフもシルクなど手触りが良く高級素材を使用したいところですね。
折り方も複雑ではなく、手軽に出来るので時間がない時にもおすすめです。
「パッフドの折り方」
1.ポケットチーフを広げて真ん中辺りをつまんで上に持ち上げる
2.そのまま上に持ち上げた状態でもう片方の手で下側を絞りながら握る
3.ポケットチーフを上着の胸ポケットの深さに合わせて下側を折る
4.上手くパッフドの折り方が出来たら長さも調整する
5.ポケットに入れ込んだらふんわり膨らむように調整したら完成
ポケットチーフは、ビジネスの場面や結婚式・パーティー会場など華やかな場所などで活躍する小物アイテムですのでTPOに合わせて色々な折り方・たたみ方があります。
仕事の時にビシッとしたスーツ姿で決めるだけでもカッコ良さが出ますが、さらにポケットチーフを使えばより魅力的な印象を相手に与えることができます。
ビジネスシーンにおすすめな折り方(たたみ方)は「TVホールド」です。
「TVホールドの折り方」
1.ポケットチーフを広げて半分に折る
2.もう一回半分に折って元型の4分の1のサイズにする
3.胸ポケットや上着のポケットのサイズに合わせてさらに折ってサイズ調整する
4.ポケットの深さに折って裏返して綺麗な形に手直ししたら完成
結婚式に出席する時は、新郎新婦よりも目立つようなファッションはあまり好ましくないでしょう。
ですが、お祝いの場ですから自分のファッションも華やかな感じにしたい人は多いです。
そこで、結婚式におすすめのポケットチーフの折り方(たたみ方)が「スリーピークススタイル」です。
「スリーピークススタイルの折り方」
1.ポケットチーフを広げて三角になるように折る
2.もう一度三角になるように折ってサイズを4分の1にする
3.さらに三角になるように折って8分の1サイズに調整する
4.ポケットチーフの下側(チーフの中心部分)を折り挙げる
5.ポケットの深さに合わせてチーフの先端が2cm~3.5cmほどポケットから出るようにする
6.ポケットチーフの右側の箇所を折りたたんでポケットの口幅に調整する
7.チーフを裏返してポケットに挿入したら完成
ビジネスシーンや結婚式などの場面ではどうしてもお堅い服装やかしこまった服装が基本ですので、なかなかファッションに遊び心を持たせるのは難しいですよね。
もっとカジュアルな場面でなら、服装に遊び心も出しやすいですからオシャレの幅も広がります。
カジュアルなシーンにおすすめなポケットチーフの折り方(たたみ方)は「クラッシュドスタイル」です。
「クラッシュドスタイルの折り方」
1.ポケットチーフを広げて中心部分を指でつまんで持ち上げる
2.反対側の指で輪を作ってポケットチーフを入れて絞るように握りながら上下を逆にする
3.ポケットの深さに合わせて下側を折り返す
4.ポケットチーフの下側(チーフの中心部分)を折り挙げる
5.決まった形はないのでチーフの形状を少し乱すくらいでポケットに挿入したら完成
ポケットチーフは、中世ヨーロッパ時代に誕生していてとても歴史があるファッション小物アイテムです。
ポケットチーフを胸ポケットや上着のポケットに挿入することでボリュームを与え、スーツスタイルであれば立体感を出せるのでよりオシャレな雰囲気に仕上げることができます。
また、ビジネス・結婚式・カジュアルな場面など色々な場所でTPOに合わせておすすめな折り方(たたみ方)があるので、オシャレ上級者を目指す人はシーン別で最適な折り方を選んでみてください。