男性に何か贈り物をしたいと考える場合に、失敗しない物の代表と言えばネクタイがあります。
ビジネスシーンでも着用しますし、プライベートでも結婚式・お祝い事・オシャレな場所に行く時などにもネクタイが重宝されています。
男性の方にプレゼントとして渡すだけでも、とても喜ばれると思いますが、できれば相手の好みの色・柄・素材などにも気を配れた方が良いです。
また、相手の立場やTPOに相応しいネクタイをプレゼントする事も重要になってきます。
今回は、ネクタイをプレゼントする時の最適な色選びや、その他の注意点などについてご紹介していきます。
1.ネクタイのプレゼントで重要な色選び
ネクタイを男性の方にプレゼントする時に、つい自分好みの色を選んでしまう女性もいますが、色によって受ける印象は強烈なインパクトを持っています。
ですから、自分が好きなカラーではなく、相手の男性の好みの色や、使うシーンなどをリサーチした上でプレゼントする事が大切になってきます。
青色ネクタイを男性の方にプレゼントする場合は、ビジネス・プライベートなど枠にとらわれず幅広いシーンで活用できるので安心です。
青色は、誠実で知的な印象を相手に与える事ができますから、取引先との大切な商談の時にも最適です。
また、相手の男性が、目上の人に会う機会が多い場合もおすすめのカラーですので、そのようなお相手がいる場合はぜひ、青色ネクタイを贈ってあげましょう。
赤色ネクタイは、主に仕事を一生懸命に頑張っているビジネスマンに最適な色です。
赤色は、情熱的・積極的・アグレッシブなどを連想させますので、特にスーツを着て営業職の仕事をしている男性におすすめの色と言えます。
お相手の男性が、あまり目立ちたがり屋ではない場合、赤色ネクタイをプレゼントしてしまうと遠慮してしまう恐れもあるので注意しましょう。
緑色のネクタイは、相手に安心感を与える事ができるので男性に送る場合は、ビジネスの大事な場面で着用してもらうよりも、普段の仕事で着用してもらい、健康的な毎日を送って欲しい方におすすめの色です。
緑色は、リラックス効果があると言われており、明るめのグリーン色でしたら、より健康的でフレッシュな印象に見えるので、健康優良児の方へのプレゼントにおすすめです。
ピンク色のネクタイは、女性の大好きなカラーの場合が多いですが、男性の方へはビジネスシーンでは向いていません。
ですので仕事一筋で頑張っている男性には、違う色のネクタイをプレゼントしてあげた方が良いでしょう。
ピンク色は、優しいイメージを相手に与える事ができ、結婚式やパーティーシーンなどにぴったりの色です。
男性にとっては、なかなか自分では選び辛い色でもありますから、プレゼントとして贈られると喜ばれる事も多いでしょう。
茶色のネクタイは、転勤・部署異動など何か相手の方の環境がガラリと変わる場面の時に贈りたい色ですね。
茶色は、落ち着いた印象を相手に与えるので、円滑に物事を運びたい時におすすめのカラーです。
新たな仕事をする時や、昇進のお祝いとしてプレゼントとしても最適な色でしょう。
ネクタイを男性の方にプレゼントをする時には、特に色には気をつけて頂きたいですが、その他にも【幅・柄・素材】などにも気を配る事が重要です。
例えば夏の暑い季節に、秋冬用のウール素材のものを贈ったりすると、時期が外れていますし周りからも不思議がられますので、色以外にも気をつけなければいけません。
ネクタイをプレゼントする際は、色々と気を使う事が多いと思いますよね。
ですが、ネクタイの意味は『相手に首ったけ・あなたと繋がっていたい』という意味がありますから、渡す時点である程度好意があるものなんですね。
ですので、自分が好意のある男性が、ネクタイを着用して仕事やプライベートなど様々なシーンで活用してくれている事を考えながらネクタイを選定してあげる事は、相手にとってはありがたい事ですし、選んでいる方も辛くはないはずです。
特に、ビジネスシーンでいつもネクタイを着けている男性は、毎日のように使うものですから、相手にとって最適なネクタイをプレゼントするようにしましょう。
ネクタイは、ビジネスシーンで使うものもあれば、プライベートで着用する時もあります。
なのでプレゼントしたい男性が、仕事と私用のどちらでネクタイを締める事が多いのかも考えてあげるのも大切です。
プライベート用であれば、一般的なネクタイよりも大剣の幅が短いナロータイや、カジュアルな印象を相手に与える事ができるニットタイなどがおすすめです。
そして、ビジネスシーンで着用するのであれば大剣の幅が6.5cm~8cmのものが最適になります。
ネクタイの色は、プレゼントする上でとても重要ですが、ネクタイの柄でキャラクターもののタイプを贈ったり、ビジネスシーンに相応しくない柄のものを渡してしまうと、相手の男性に迷惑をかけてしまうので注意しなければいけません。
できるだけ、ネクタイの柄は無地のものが安心です。
スーツのカラーが、紺色・グレーなどやシャツは白色のものを相手の方が着用していたら、ネクタイは柄物を選んでも問題はないでしょう。
ネクタイの素材として、代表的なものにシルク・ウール・綿・麻・ポリエステル・カシミヤなどがあります。
季節によって、最適な生地とそうではないものがありますので、間違っても季節外れのネクタイの素材のものをプレゼントしないようにしましょう。
ビジネスマンは、ワイシャツが白系が多いですから、スーツやシャツで冒険ができない分、ネクタイの色・柄・素材などで個性をアピールできるので、手触りが良い素材のネクタイや高級そうに見えるネクタイを選んでプレゼントしてあげるのもおすすめです。
女性がネクタイを男性に贈る場合、相手の人が独身であれば何の問題もありませんが、既婚男性の場合はプレゼントしない方が良いでしょう。
基本的に、ネクタイを贈ると言うことは、相手に好意があると言う意味合いが含まれていますから、相手の男性が結婚していて奥さんや家族がいる場合は、避けた方が良いです。
もし、既婚男性に真っ赤な色のネクタイをプレゼントしたら、情熱的な印象を相手に与えてしまいますので、相手の奥さんがビックリして後々トラブルに発展する恐れもあります。
また、ビジネスシーンに相応しくないネクタイを贈ってしまうと、相手の男性が会社の人たちから偏見を持たれたり、取引先の方からの印象が良くなかったりで、仕事に支障が出てしまうかもしれません。
このように、ネクタイをプレゼントする場合は、色や相手の立場・環境などを良く考えてから渡す事が大切です。
普段から、相手の男性がどんなネクタイが好きなのかや、着用しているのかをリサーチして、それに近いものをプレゼントしてあげる事が無難です。
ネクタイの選び方の基本をしっかりと押さえつつ、相手の目線になってネクタイを贈ってあげましょう。
ネクタイを相手の男性にプレゼントする場合は、色・素材・幅・着用シーン・立場や環境などをしっかりと考えてあげることが大切です。
また、ビジネスシーンやプライベートシーンでも、それぞれ相応しいネクタイと言うものがあります。
できるだけ、贈る相手の方が普段からどんなネクタイをしているのか観察したり、会話したりして、心から喜ばれるネクタイをプレゼントしてあげましょう。