【クールビズ格上げ術】“きちんと感”を演出するネクタイ&サスペンダーの選び方

ビジネスシーンでは、わずかな装いの違いが、第一印象を大きく左右します。特にクールビズ期間中は、「軽装=ラフ」と捉えられてしまうリスクがあり、服装選びの難易度が高まる季節です。
重要な商談や訪問先で、「だらしなく見えていないか」「信頼感を損なっていないか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。そんなとき、"涼しさ"と"誠実な印象"を両立する鍵となるのが、小物の選び方です。
特にネクタイやサスペンダーといったアイテムは、機能性とビジネスマナーの両立を叶える強い味方。
本記事では、
- クールビズの基本ルールと服装マナー
- 信頼感を演出するサスペンダー活用術
- 夏用ネクタイで印象を引き締めるテクニック
を中心に、品格と快適さを両立したクールビズの装い方を詳しくご紹介します。
1.クールビズ、いつから何を着る?失敗しない基準とは?

実は現在、国による一律の実施期間は設けられておらず、実施時期や服装ルールは企業ごとの判断に委ねられています。
ただし、環境省本省(東京)では令和7年5月1日〜9月30日を集中実施期間としています。またクールビズの服装可否については、2016年度以降環境省から公表されていません。
"軽装=ラフ"にならない服装選びとは?
各組織で気温や勤務環境に応じて、柔軟に「快適かつ働きやすい服装」が選ばれています。
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ノーネクタイ・ノージャケットが基本
首元が涼しく、清潔感のあるシャツスタイルが推奨されます。ボタンダウンやノーアイロンシャツが人気。 -
Tシャツやデニムは避けるのが無難
組織の雰囲気にもよりますが、ビジネスマナーとして、カジュアルすぎる服装は控えるべき。清潔感・誠実さを損なわない範囲での軽装が基本。 -
「見せる小物」で差がつく
ネクタイやサスペンダー、ベルト・腕時計などで"きちんと感"や個性を演出できる
2.ネクタイで信頼感2割増?夏でも"きちんと感"を保つ方法
"きちんと感"を演出する小物は、クールビズを格上げするうえで欠かせません。なかでも、ネクタイは「信頼感」を視覚的に伝えるもっとも象徴的なアイテムのひとつです。
クールビズ期間中であっても、重要な商談や面接、冠婚葬祭などでは、ネクタイ着用が無難です。
ネクタイを選ぶ際には、季節感と清潔感を意識することがポイント。以下に夏場のネクタイ活用術を整理しました。
ポイント | 解説 |
---|---|
素材 | 清涼感があり通気性に優れ、夏の不快感を軽減できる素材 例:麻(リネン)、コットン、シルクニット |
カラー | 肌なじみがよく自然体で爽やかな印象を与える色味 例:ライトブルーやペールピンク、柔らかなベージュなど |
首回り | 小さな配慮が第一印象を左右するため、シワやシミはNG |
STYLE=おすすめ:【5本セット】ウォッシャブルネクタイ【30柄】
「暑い中でも清潔感キープ。信頼される自分でいたい」あなたへ
夏の暑い日"きちんと感"を維持できるのが、このウォッシャブルネクタイ。汗や汚れが気になる季節でも、自宅で簡単にケアできるため、常に清潔な印象をキープできます。
- 汗ばむ夏でも洗って清潔、安心して使える
- 5本セットで毎日違う"印象演出"が可能
- 信頼感を届ける第一印象に、頼れる一本を
3.サスペンダーでクールビズ期間中の"軽装"を品よく格上げ

本来、サスペンダーは「見せない(隠す)」ことが基本とされるアイテムですが、近年では職場のドレスコードが柔軟になり、ジャケットを脱いでも許容されるケースも増えています。 シャツ1枚のコーディネートにおいても、サスペンダーが"アクセント"となり、シンプルながら洗練された印象に。
以下に、ビジネスシーンでサスペンダーを取り入れる際のメリット・デメリットを整理しました。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
快適性 | 腹部を締め付けないため、夏でも蒸れにくく快適 | 慣れるまで装着に手間取ることがある |
見た目・印象 | クラシックで上品。信頼感・誠実さを与える装いが可能 | 間違った使い方や派手なデザインは悪目立ちするリスクあり |
姿勢・シルエット | パンツのズレを防ぎ、姿勢が整いやすい | シャツ1枚のコーディネートに抵抗を感じる方も |
TPOへの適応 | ジャケットなしでも"きちんと感"を演出でき、第一印象アップに貢献 | 着用マナーを知らないと逆にマイナス印象になる可能性 |
正しく選び、着こなすことで、サスペンダーは「暑いからしかたなく軽装」から「意識して整えた信頼感のある装い」へと印象を格上げします。
4.サスペンダーの型、どれを選べばいい?ビジネスに合う形とは
サスペンダーの種類と特徴比較表
種類 | 特徴 | 向いているスタイル・用途 |
---|---|---|
H型 | 背面が「H」型にクロスせずにまっすぐ2本で構成される安定感ある構造 | フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応可能 |
X型 | 背中でクロスし、4点でズボンを支えるタイプ。サポート力が高い | フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応可能 |
Y型 | 背中で1本にまとまり、3点留め。スッキリした印象でドレスコードにも対応 | フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応可能 |
ショルダーホルスター型 | 肩から斜めに掛かるホルスター型。Vラインを強調し、肩から落ちにくい。 | デザイン重視で、クールビズにも◎ |
サスペンダーの着用マナー
サスペンダーは、ビジネススタイルを格上げできる優れたアイテムですが、正しく使わなければかえって印象を損ねる可能性もあります。
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ベルトとの併用はNG
サスペンダーとベルトは、パンツを支えるという役割が重複します。サスペンダーを着用する際は、腰ベルトは不要です。 -
TPOを意識したデザイン選び
ビジネスシーンでは、落ち着いた無地やダークトーンのサスペンダーが適しています。ストライプや柄物は、職場によってはカジュアルすぎる印象を与えるため注意が必要。 -
装着位置と長さを整える
サスペンダーの長さが合っていないと、背中や胸元のラインが崩れて見えることがあります。フィッティングは鏡で必ず確認を。
STYLE=おすすめ:【日本製】刑事サスペンダー|ホルスター
▶「そのシャツ姿、誠実で信頼できそう」と思われるビジネススタイルへ
会議の途中、ジャケットを脱いだ瞬間に感じる目線。「あの人、きちんとしてるな」。そんな印象をつくるのが、このホルスター型サスペンダーです。肩から斜めにかかるラインが、自然とVラインを強調し、体型もスマートに。汗ばむ夏のプレゼンや移動時間も、ストレスを感じさせません。
- 信頼感を演出するVラインシルエット
- 腹部を締め付けず快適さも抜群
- シャツ1枚でも"整って見える"印象操作アイテム
5.暑さ対策だけ"では損する!信頼される装いの条件とは
暑さ対策だけに気を取られて、装いがカジュアルに偏りすぎると、ビジネスシーンにおける「第一印象」や「信頼感」を損ねる可能性があります。クールビズは単なる軽装ではなく、 "きちんと見せる工夫"が求められる時代へと移行しています。
そんな中、サスペンダーや夏用ネクタイといった小物は、機能性と印象管理を両立できる心強い存在。
一つひとつの選択が、あなたの印象と成果を左右します。今こそ、"選ばれるビジネススタイル"を意識する時です。