“日本のものづくりを守る”徹底的に日本製ベルト


突然ですが質問です。

「日本が好きですか?」

私は好きです。

四季折々の美しさ。真面目で優しい人々。世界に誇れるものづくり。

オリンピックやワールドカップなどが開催されているときには特に実感すると思いますが、生まれ育った国の物って格別ですよね。
特に、Made in Japanのクオリティは世界から愛されています。

ですが、心配なこともあります。

日本のものづくりが衰退していっていることはご存知でしょう。

製造業の高齢化がどんどん進み、ある工場では最年少の職人さんが60歳を超えているそうです。

その原因はやはり、生産が海外に移っていったことにあります。

特に服飾は顕著で、中国や東南アジア、バングラデシュなどに製造を移し、このままだと日本で作れなくなるのではというところまで来ています。


だからこそ、私たちは『日本製』にこだわったベルトを作りました。

その名も『徹底的に日本製ベルト』。

そのままです。(笑)

それはさておき、どれくらい徹底的か聞いてください。

帯の材料(革)が日本製(姫路レザー)なのはもちろん、

真鍮鋳物のバックルも日本で鋳造しました。

さらに、縫製する糸までも日本で作っている糸です。

なぜとことん日本製にこだわるかの理由はもう言わなくてもいいですよね。


“日本のものづくりを守るため”


とは言え、守るためだけの物ではありません。

世界に誇る Made in Japan のクオリティです。

真っ直ぐ、等間隔に入ったステッチ。

一つ一つ磨き上げられたバックル。

バックルの後ろには奥ゆかしく made in Japan 。

百聞は一見に如かず。ぜひ見ていただきたい。

それだけ日本製にこだわったベルトとはどんなものなのか?

ところで、日本製って本当に日本製?

他国で縫製された洋服を日本に輸入して、ボタンを取り付けて出荷をする。この時点で洋服には日本製のタグを取り付けることができるのです。
ただ、日本国内で生産したものでも値段を最優先したものもたくさんあります。一概に日本製だから高品質というわけではないと思います。

オールメイドインジャパン(全部日本製)

ただ、すべてが日本の物で、日本の職人の手で作られた物はどうでしょう?
ここまで言ってダメな物は紹介できません。

「徹底的に日本製」にこだわったベルト

どれくらい徹底的なのか。

1.表側の牛革は姫路のタンナーから

2.裏側の豚革は東京のタンナーから

3.真鍮製バックルは東京の金具メーカーから

4.芯材はもちろん縫製する糸さえも日本製

5.それらの素材を大阪の職人が縫製して完成させる

1.姫路のタンナーが作る、透明感のある5色の牛革

日本の革なめしの起源とも言われる播州姫路地方で作られる本革材料。

海が近くきれいな水の川が流れる姫路は革加工において1,000年以上もの歴史があります。

そこでこのベルトの革は作られています。

タンニンではなくクロームなめしではありますが、適度な艶と透明感があって非常に美しい素材です。

無地なのでちょっとした傷があればそこを避けて帯にするため革の取り都合が悪く、

ベース(肌目)のきれいな材料じゃないとここまでの品質には仕上がらない非常に難しい材料です。

染料で丁寧に染め上げているため、ロット毎にわずかに表情が変わりますが、それさえも“味”として楽しめます。

2.東京のタンナーが作る、優しい豚革

東京では袋物の製造が盛んに行われてきました。

浅草周辺では袋物に限らず、靴、ベルトといった革製品の工場が軒を連ね、

その原料となる革を供給すべく関東近郊には、なめし工場も多数あります。

東京に限っていうと特に豚革の加工場が多いようです。

このベルトの裏材に使用しているのがその豚革。豚革は靴やバッグのライニング(内側の素材)

として使用されることが多く、タッチが柔らかくて通気性が良いのが特徴です。

合成皮革に手を当てていると通気しないためにじんわり汗ばんできますが、本革は通気性があるので汗ばみません。

汗ばんでも程度が相当に低いのが分かります。腰に巻く素材としては最適ということですね。

3.Made in TOKYOのバックル

金具は東京から。

あと数年すると職人がいなくなってしまうのではないかと危惧される真鍮鋳物でバックルを造りました。

亜鉛合金で作ったバックルもシャープな形状で美しいのですが、真鍮は角の取れた丸みにこなれた雰囲気とやさしさを感じます。

海外製と最も違いが分かるのは磨きの仕上げです。

今回用意したのは2種類、一つは、鏡のように映りこむまで磨きこむ “鏡面仕上げ” もう一つは、

マットな質感が美しい “サテーナー仕上げ” 指紋がついても拭きたくなる愛着がほしいなら鏡面。

メンテナンスはほどほどに高級な雰囲気がほしいならサテーナー。


4.芯材は軽くて丈夫な日本製不織布

ベルトに厚みを持たせ、革の表情を出すための芯材。

芯材には日本製の不織布を使用しました。

裏材の豚革からスムーズに表へと通気します。

また、形もきれいに仕上がり、 それでいて重量は軽く、強度も高い。

海外製のベルト芯にはボンデッドと呼ばれる 床革の粉末などを混ぜてシート状にしたものを 使っているものもありますが、

比較すると見た目だけでも違いが分かります。

5.寸分の狂いもなく均一に描かれたステッチ

縫製している糸も日本製。 1mmたりとも手を抜かずMade in Japanです。

縫製は大阪の熟練の職人さんに依頼。 ベルトを作り続けて35年以上。

ナノレベルで精緻な縫製をしているのではないかと思われるほどの熟練の技。

ステッチの走る軌跡を見るだけでも美しい。

ベルトを締めるときに通すループも裏から見るとその丁寧さが良く分かります。

国内で生産できる工場がどんどん減少する中で、これだけのレベルでものづくりできる工場は希少です。



これが徹底的に日本製にこだわったベルトの全貌です。

 


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